風はどこ吹く、カヤックが通る

フォールディングカヤック、自転車で行ってきます

奥琵琶湖キャンプツアー(22~23日)その3

2011年01月25日 | カヤック
奥琵琶湖の静かな朝。ゆっくりと時間が流れる。


カヤックデッキにもうっすらと雪が。


Tさんは山へ散策に出かける準備。


私は朝からエイヒレを焼いてみる。


今日も風はなく湖面も穏やかだ。


ゆっくりとキャンプの片付けを始め、


11時頃に出発。


時折冷たい雨や雪に打たれながらのカヤッキング。





大瀬さんに送っていただいた写真。ドライスーツの空気を抜き忘れてパンパンだ。


アラスカのグレイシャーベイでも漕いでる気分だ。


湖岸に沿って鳥や獣を探しながら漕ぐ。写真には撮れなかったが、野生の鹿とイノシシを見ることができた。


重たく湿った雪によるものだろうか?あちこちで木が折れている。


残念ながら期待していた大鷲を見ることはできなかったが、大瀬さんのお話を聞いていると是非この眼で見たくなった。


休憩地、菅浦の集落が見えてきた。


13時前に上陸。


大瀬さん行きつけの商店で昼食にパンなどを購入。ホントなら夕方からしか揚げていないというとっておきのコロッケを我々のために揚げてくれた。これまで食べたコロッケの中でも秀逸の美味しさ。ごちそうさまでした。


ここですっかり忘れていた晩白柚(ばんぺいゆ)登場!果肉が多く食べ応えがあった。


1時間ほどして出艇。いざマキノへ。


コロッケパワー炸裂!パドルを握る手にも力が入る。


旅も終わりが近づく。


マキノの集落が見えてきた。


全員無事到着しツアー終了。お疲れ様でした!


しかしフォールディングカヤックの旅はこれでは終わらない。冷たい雨の中、まったく乾く気配のないカヤックとキャンプ道具を濡れたままパッキング。肉体的な疲労はそれほどでもなかったが、体の冷えは思考能力を奪っていた。後で何をどこにしまったか忘れて右往左往した。

荷物をパッキング後、グランストリーム店舗で再び美味しいコーヒーを戴きながら商品を物色したり、沖縄やスキー、今後のツアーやイベントの話などを聞いた。いったん解散し、私を含めた数人は大瀬さんの車に乗っけてもらい近くの温泉で冷えた体を温めた。冬カヤックキャンプと温泉のセットはもう言葉では表せないくらい抜群の相性だ。


この2日間は私にとって冬季のカヤックキャンプという未知の世界への挑戦でもあった。幸い強い風も吹かず波も穏やかだったが、雪ではなく冷たい雨という厳しいコンディションの中、経験豊かな大瀬さんのアドバイスや他のメンバーに恵まれたおかげで楽しくツアーを終えることができた。ありがとうございました。またフェザークラフトの仲間と漕いだのも今回が初めてだった。それぞれ旅の楽しみ方を心得ていて、とにかく苦しいことも楽しみに変えてしまおうというくらいの前向きさに感心させられた。

私がカヤックを始めて2年半、少しずつではあるが追い風が吹き始めてきた。















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2 コメント

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凍えました (ts)
2011-01-26 23:11:42
奥琵琶湖、凍えましたね。現在、足指のしもやけで苦しんでおります。(苦笑)

3回に渡る記事、「奥琵琶湖キャンプツアー完全報告」といった感じですね。読みながら、あの寒さをまた思い出しました。

また関西にも遊びに来てください。他にもいいところがいっぱいありますよ。
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お疲れ様でした (n_nissing)
2011-01-27 00:04:20
>tsさん

しもやけ大丈夫でしょうか?
私は脂肪をたっぷり蓄えて行ったので手がかじかんだくらいで済みました(笑)。

ブログは毎度ながら写真が多くて、あれもこれもとやっているうちに長々となってしまいました(苦笑)。

関西もそうですが、瀬戸内や四国にも出来るだけ足を運びたいと思います。その時は案内の方、よろしくお願いいたします。

それではまた!どうぞお大事に~!

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