風はどこ吹く、カヤックが通る

フォールディングカヤック、自転車で行ってきます

森と水と光の島へin屋久島(9/11~16)その5

2011年09月19日 | カヤック
屋久島3日目(13日)からは1泊2日のカヤックキャンプを予定していた。


天気は晴朗。風もそれほど強くはない。しかし台風15号からのうねりが島の南東側から入っているようだ。


朝の散歩途中にあった益救(やく)神社。縄文杉トレッキングのガイドさん曰く、忘れ去られた名社で、伊勢神宮や出雲大社にも匹敵する歴史があるのではないか?ということだ。

今回ツアーガイドを依頼したのは屋久島でフェザークラフトのカサラノとFRTを操る「sprout」の新村さん。午前9時に宿の前で待ち合わせ。


スーパーで買出しをし、うねりの影響の少ない島の北西側へ移動。矢筈(やはず)岬の西側にある一湊(いっそう)海水浴場の東屋で組み立て。
でもやたら東よりの風が強い。もう台風の風が回り込んで吹き始めているのかな?


体感では15~25KT以上の風速。これでは追い風で漕いで行っても帰りは簡単に帰ってこられる風ではない。
キャンプはあきらめ、ワンウェイでのデイツーリングに変更。

軽く昼食後、バラストに水タンクを積んで出艇。


この海の色、久しぶりだ。まずは矢筈岬に沿って北上。


この橋脚のようなコンクリート塊は戦中に鉱石を搬出するために建造途中で終戦を迎えそのまま残ったものらしい。


出艇してすぐに新村さんから「海亀がいますよ!」の声。アオウミガメだったかな?写真のどこにいるでしょう?


矢筈岬の先っちょにある矢筈神社。この社もかなり古そうだ。


出艇した一湊海水浴場が遠ざかるにつれ、東~北東の風が強まり、うねりも大きくなってきた。


新村さんも“久々にラダーを使う”というくらいのうねり。緊張が走る。

これから目的地の永田いなか浜方面へはいくつかの岬越えがある。
そこで追い風、追い波でのサーフィン(カヤックでの波を利用した漕ぎ方)をレクチャーしてもらった。


最大で2~3mはあったろうか?相当なうねりにビビリながらも教わったサーフィンテクを駆使しながら漕ぎ進む。
気がつくと新村さんのカサラノとは50m以上の開きができていた。


最大の難所はどうにかクリアー。
やっと屋久島の雄大な景色を眺める余裕ができてきた。

その6へ続く。



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