パラノーマルアクティビティの
スティーブン・シュナイダー製作、
テキサスチェーンソーの
マーカス・二スペル監督。
という、ホラーファン垂涎の作品。
だったけれど、これは駄作。
期待値が高かった、というのもあるけれど、
何もかもが定番過ぎる。
エクセター病院。以前は精神障がい児童や
知的障がい児童の治療をする施設だったが、
その実態は児童の廃棄施設。
とまでは、劇中では語られないものの、
放置されていく児童が多く、死亡する児童が
多かった、という設定。
そして月日が経ち廃病院となった現場で、
若者たちがパーティに興じていると、
残った怨念が悪魔となり、少年に乗り移る。
悪魔は次々と少年少女たちを乗り換え、
仲間を殺していく、という王道ストーリー。
悪魔のディテールは良いけれど、
展開は読めるわ、グロさが安っぽいわ、
せっかくの面白い設定を活かせてないわ、
もう、期待ハズレも良いところ。
キャラも魅力がなさすぎて、感情移入も無理。
なんでお前なん?
って思う展開もあって、ため息すら出る。
パッケージとネームバリューに騙された。
名前にキズがつくと思うんよね。
こんなん作ったら。