MOLE / 生きてる証拠の備忘録

継続は力なり、というので、
出来る限りは毎日書くつもりです、多分。

野球賭博と覚せい剤

2016-03-18 23:30:41 | 日記
この時はこういう話題で世間が沸いていた。
と、いうことが分かるように、備忘録。

今日本プロ野球界は、巨人の選手の野球賭博、
そして清原和博の覚せい剤問題で揺れている。

プロ野球ファンからすると、本当に悲しい。

プロ野球に関心がない人や、
悪い印象を持っている人からすれば、
今回の件で更に疎遠になることだと思う。

自分は中学校3年生ぐらいまで、野球が
嫌いだった。小さい頃に、父親が、贔屓の球団
が負けたら、かなり機嫌が悪くなっていたし、
野球をしている中にはヤンチャな子が多かった
から、運動が苦手だった自分は劣等感を持って
いて、野球をする人を「粗野で乱暴だ」と、
心の中で蔑んでいた、ような気がする。

だからプロ野球に対しても嫌悪感を持っていて、
野球が好きな人のことも嫌いだった。

特にテレビで見た、贔屓球団の勝ちに乗じて
騒ぎ立てる非常識な大人や、悪そうな風貌と
乱暴な言葉遣いの応援団は、自分の野球への
心象を心底悪くする立役者だった。

もし今、当時の自分のような感情をもった
人がいたとしたら、今回の賭博や覚せい剤は、
プロ野球人気を上げるどころか、嫌悪感に
拍車をかけて、好きになれる可能性を完全に
閉ざしてしまうような、重大な事件だと思う。

だからこそ、プロ選手は全力で試合に臨む、
というコメントを良く聞くけれど、
そもそも、心を閉ざした一般人や、
離れていったファンは、そんなことでは
戻ってこないし、見向きもしないはず。

もはやガラッとイメージを変えるしかない。

清原和博に近いイメージの野球選手は
態度を改めるべきだし、爽やかで好青年な
選手ほど、もっとメディアに露出するべき。

もちろん試合も全力でやることは前提。
ただ、メディア戦略も大事。

本当のファンは去っていない。
試合に懸ける選手たちの熱い想いは、
自分たちは知っている。

だから、枠の外にいる人たちへ、
もっともっとメッセージを。

プロ野球界は今が踏ん張りどころ。
悪いイメージを払拭できることを願う。

全てのプロ野球選手に敬意を込めて。