なが~ンのごちゃごちゃ、そして長~く続く出口のないジャンクなパラダイス??

ジャンクと戯れている中年オッサンの日常と、嫌々な車いじり、オーディオなことや魚釣り等、仕事以外のことを書きなぐります。

21円のアンプと324円のUSB-DACは音が出るのか?

2019年02月17日 22時48分44秒 | オーディオ

最近のヤフオクにて、低額落札散財が続いております。

ちょっと前に、なんと21円でアンプを落札したというのをネタにしました。

その時のブログ記事は次のところ

2019年2月11日のブログ

ヤフオクでポチッとな。えーっ。またご縁があったのー。

それを読まれた方から、「21円のアンプってどんなのよ。どうせ音が鳴らないジャンクだろ。」「ダメだったというオチを書いてくれ。」

というようなリクエストがありました。

21円でアンプが落札できた件については、ちょっとオーディオにはまったことがある人には眉唾以外のなにものでもありません。しかし、オーディオに興味のない者にしたら、古い電気製品だものスクラップ価格だからそんなものでしょ。という判断になるのも事実です。

オーディオ趣味については世間にて賛否両論あるのはおいといて、まあー、そんなこともあるのねー。って読み捨ててくだされ。

では、一部の方だけがお楽しみにされていた21円アンプですよ。

 

やっとこさ本日に触ることにしました。だって音出し確認しなかったらいつまでも玄関に転がったままです。

さっさと音出し確認して、こいつをどうするか結論つけたいと考えます。(とりあえずキープか手放すかです)

Panasonic RAMSA WP-1400A というPA用途向けのパワーアンプです。

ヤフオク落札金額21円、着払い送料1360円の散在物件です。

PA用途機器を家庭用オーディオで用いるのはどうよ。という傾向がオーディオ趣味ではびこっているのは重々知っています。

でも、私はそこに拘りがありません。自分の耳が、頭が、いや体が、音圧と音の輪郭を飲み込んでウハウハしてくれたら、そのオーディオ機器を私のバカ激貧脳みそは満足するのです。

なので、PA用途向けでもカモーンなのです。どんな音なのか聴いて振るいにかけるのですよ。

ちなみに、今までにPA用途向けアンプを何台かこなしてますが、激貧が入手するものなのでなにかしらのトラブルを抱えていることが多く、結局のところ手元に残っていません。

それでもPA機器としては、ヤマハとパナソニックの音を好みます。ビクターのVOSSとかいうブランドもそこそこでした。ローランドとTOAは私の琴線に触れませんでした。

と、過去話しは置いといて...

今回のアンプです。背面に大きな冷却ファンがあるのがPA用途向けを物語っているでしょ。

接続コネクタは、バランス接続のキャノンプラグと、ステレオプラグです。

家庭向けはRCAピン端子なので、このあたりの接続コネクタも異なりますが、まあー、そんなことは音が良ければどうでもいいんですよ。

RAMSAのアンプを触ったことのあるかたは、この個体が奇天烈な風体しているのに気づかれているかと思います。

こいつねー、前オーナー様で見てくれ化粧されているみたいです。

ヤフオクの出品写真では、シャーシがパンチメタルなのかと思ってました。PA用途なのでラックへ積まれるだろうにシャーシ天板とかに空気穴開いているんだろうか?と勘繰っていたのです。

届いた箱を開けて驚いた。

パンチメタルじゃなーい。カッティングシートのような化粧ラップされている。

自動車用品でいうと、ボンネットに貼りたくるようなカーボンシートというようなやつです。そんなシートが綺麗に貼られてます。

私はオーディオに変なシートを貼るっていうのは反対派です。だってボティーからの放熱効果を妨げるのでは?と考えます。アルミヒートシンクを貼るのなら理解しますが....

(アルミヒートシンク貼ったら冷却より共振共鳴したりしないかとかの妄想は突っ込まないように..)

で、この風体を後輩が見ていうのです。

「違うって、金持ちオーディオはこういうところにも金を投資するんだって。きっと音が良くなる魔法シートが貼られているんだよ。オーディオ屋で恐ろしい値段がするアクセサリーちゃうか?ラッキーこんなの貼ってあるって喜べよ」って....

なんて前向きなことをおっしゃる。

(そんなことはないだろう。きっと普通にホームセンターで売られているデザインシートが貼りこまれている)

まあー、現実はどういうシートなのかわかりませんが、見てくれが悪いわけではないのでまずはこのままにしておきます。だって剥がすの面倒だもの。

 

まずはアンプ単体で電源オンです。

プロテクトランプが点灯してすぐに消えました。本当にすぐに消えたんです。

えっ?瞬殺みたいにプロテクト解除するのん?ってちょっと驚きでした。そのぐらい今までPA機器にいい経験がなかったともいえます。

10分ほど通電したまま放置しまして、テスターでスピーカー端子を当たってDC漏れチェックです。

最初に中古アンプに火を入れたときに私がするいつものマナーです。

安物テスターで、順番にレンジを変更して一番下のレンジまでたどり着けました。DC漏れが酷かったら怖いですよねー。

DC SP-A 5.4mV、SP-B 6.6mv とでました。

その辺りの数値でほぼ安定のようです。ピロピロと変化しないので良しとすることにします。

パワーアンプのボリュームをいろいろ変えてもほぼこの数値で安定でした。

というか、中古アンプでは御の字のような数値に感じるのですが、私が程度の低い訳有アンプをそれだけ引いているってことでしょうか?

単体で電源オン、無音でのDCもOKと判断しまして、いよいよ音出しなのですが...

当たり前ですが、パワーアンプなのでこれだけだとどうにもなりません。プリアンプといったプリ部が必要ですよね。

オーディオ墓場を見上げます。(予備機を保管している棚をオーディオ墓場と呼んでいる)

あそこにプリアンプを封印してあるんだけどなー。

(時計が写ってますが電池切れて止まってます。電池交換にすらたどり着けない状況なんです)

いやいや、プリアンプでなくとも、VALIABLE出力のあるCDデッキでもいいぞ。

えーと、あそことあそこに...

って、オーディオ墓場に鎮座しているのですが、去年の台風被害で雨漏り被害を回避するために2階から降ろしてきた荷物が手前に満載で近づくことができません。

くそー、台風のバカ者めー。台風のせいで私の憩いの空間がダメダメのままじゃないかー。

どうする?この荷物をテトリスすればオーディオ墓場を発掘できるぞ、でもでも、今は芸術的に積み上げている荷物を取り崩したらもとに戻せる?まさか床面積が減ったりしない?

とかなんとかで、うーん。とオーディオ墓場の周りを目からビームを打ってなんとかならないか考えていたら...

そうそう。こいつを使えば...

と、とある物に目が止まった。

パソコンに接続できるオーディオインターフェイスってやつです。

いつかはPCオーディオに移行しようとか思いつつ、余っているしょぼいパソコンならゴロゴロしているのに、台風被害修復が優先とかの理由をつけて、自分の趣味的なことで時間のかかるものは全部放置プレーのままなんです。

えーと、この機材ですが、去年の夏頃に、リサイクル屋で、謎の機械として324円で売られていたものをゲットしています。もちろん動作保障なんてまったくありませんよ。

TASCAMブランドだし、USB接続だし、まあーなんとかなるだろう。ダメでも324円で動いたらいいなの夢を見れるのだからと、散財した代物です。

台風でなにもかも生活のゆとりが消えてしまい、こいつの存在を忘れてました。もちろん動作確認もされないまま放置プレー記憶の忘却の彼方へ行ってました。

こいつの動作確認もついでにしてやれ。こいつにはボリュームがついているぞ。実質プリ機能だぞ。

TASCAM US-122L というオーディオインターフェイスです。こいつをUSB-DACとして使ってみようです。

メーカーサイトからドライバーをダウンロードしまして...

放置プレーしたままになっているWindowsXPのノートPCへインストールして接続しました。

さくっとWindowsXPで動作しましたよ。

そうそう。スピーカーだよ。

えーと、真面目に音出し確認テストに用いているテクニクスのあのスピーカーは....

あきません。台風被害のときに、事務所のサーバーラックの裏側にとりあえず封印放置したままになってます。本当に台風被害で趣味の物は封印したままで、まだまだ取り出せる状況じゃないぞ。

くそー、趣味のことが楽しめない状況がまだまだ台風被害として継続しているということか...

仕方がありません。ぐちぐちいってもダメです。

倉庫に廃棄するつもりでほったらかしにしているミニコンポの死んでもいいスピーカーがあるのでそれを持ってきました。

しょぼいスピーカーをつないで音出し確認です。RAMSA君には大変失礼な仕打ちですがお許しください。

まず、無音状態にて、このしょぼいスピーカーからノイズみいたものは一切聞こえません。

おおおっっ。いいねー。無音状態の時に無音であることがどれだけ心にゆとりを与えることか...

音を鳴らして、まあーとくに不満なく音が鳴りました。

こんなしょぼいスピーカーなので、低音がどうとか、高音がどうとかなんてコメントできるわけありません。

それでも、中音域についてはコメントできますよ。

輪郭がカッチリ系の音です。音切れが良いと思います。音切れがいいのでスピード感と音の立体感はしっかりしています。

これは、まじめにスピーカーをつないで音を楽しまなければなりませぬ。

と、嬉しい誤算になりました。21円のアンプが楽しませてくれそうです。

長時間音を鳴らしてアンプが挙動不審にならないかと、5時間ほど音を鳴らし続けました。

全て問題無しです。

最後にケーブル類を全部外し、アンプのDC漏れ計測です。

DC SP-A 5.0mV、SP-B 6.3mV とでました。

これって、もしかしてそこそこ当たりのアンプをひいているか?

でも、実際は自分の好みの音がするかどうかですからね。まだまだわかりませぬ。

ということで、とりあえずオーディオ墓場の仲間入りになるのですが、墓場へたどり着けないのでどこに保管しよう。

やっぱり事務所かなー。サーバーラックが物理的に空いているからなー、サーバラックに放り込んでおくか...

でも事務所の見えるところに置くと、お客さんがきたときに妙に反応したりするからなー。うーん。

 

 

***** 2019年2月20日 11時30分頃 その後について追記(ここから) *****

翌日の18日は仕事しまして、

19日が終日雨天で、かつ、私が暇な時間が取れたので、こいつらで遊んでしまった。

ASIOを仕込んで、flac音源を突っ込んでとか...

パワーアンプはもう興味がなくなって、オーディオインターフェースから先がメインシステムのアンプに繋がって...

どうなの?って、もどかゆい状況を只今進行中です。

つまり、21円アンプは音が出たので興味が消えた。(本当はメインシステムにつないで大きいスピーカで鳴らして音を比較したいけど、台風被害でアンプをとっかえする空間スペースがまったくないのでできず)

オーディオインターフェースが最初の劣悪接続と思われる状態で、なにげに私の琴線に触れているってことですよ。

もうちょっと遊んでみて、すぐにどうこうはないけど...

自分なりのプチ結論に向かおうと思います。

***** 2019年2月20日 11時30分頃 その後について追記(ここまで) *****


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« クラゴン君、2019年2月、ス... | トップ | 我が家のPCオーディオになる... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

オーディオ」カテゴリの最新記事