なが~ンのごちゃごちゃ、そして長~く続く出口のないジャンクなパラダイス??

ジャンクと戯れている中年オッサンの日常と、嫌々な車いじり、オーディオなことや魚釣り等、仕事以外のことを書きなぐります。

クラゴン君、アイドラアーム交換

2020年05月29日 23時56分27秒 | 車弄り、クラウンワゴン(4ナンバー貨客車)

本日のクラウンワゴン弄りは、2時間30分でした。

いよいよアイドラアーム交換しますよ。

足回り重要部品ですよ。車がまっすぐ走るために肝心な部品ですよ。

そんなのをド素人が手をだしますよ。

 

取りはずすボルトナットは、たったの4箇所だけです。

苦戦箇所は、ポールジョイント食いつきを剥がすところと、1箇所のボルトを回すスペースが狭くて苦戦するとこです。

ド素人が試行錯誤で工具を突っ込んでいるから、取り外すのが7割、各部掃除と塗装が1割、組付けはすんなり進みつつもしつこく確認作業をいれて2割という時間配分でした。

 

車を持ち上げてウマをかまして左前輪を外します。

車体下に潜り込んで、アイドラアームを取付しているボルトナットを確認。それを回す工具が入る空間があるかを想像しながら、緩めるボルトナットへCRC556を吹き付けます。

ポールジョイント部分です。キャッスルナットに割りピンです。

アイドラアームがラダーフレームに組みつけてあのですが、そのボルトナットの目の前には燃料ホースがあります。工具を差し込むスペースが凄く狭いです。

1箇所のボルトはメカネレンチをかけることができません。ソケットレンチを用いるのですがラチェットレンチを入れる空間がないので薄いブレーカーバーのような工具となります。

本来は燃料ホースを外して作業するものかもしれません。私は燃料ホースを外さないで作業しますよ。もちろんホースにキズをつけないようにめっちゃ配慮しますよ。

しかし今日は暑いねー。これからこの暑さ地獄が始まるんだよねー。って熱中症にならぬために水を飲んで小休止しながらパチリと撮影です。

暑いからチマチマと水飲み休憩を入れながら進めます。それが作業時間を伸ばしている要員かと思います。

 

まずはポールジョイントの切り離しからです。

キャッスルナット外すのですが、こいつが固いのです。メガネレンチにパイプ延長で回そうとしますが、ポールジョイントにガタがあってステアリングリンクがぐらぐら動いて力が逃げるためクソ思いっきり力をかけるのをためらいました。だって他のリンク箇所に無理な力をかけてしまいそうでしょ。

こういうときはインパクトレンチですよ。

って、ステアリングリンク棒をしっかり握り締めて、キャッスルナットにインパクトレンチを当てて、ガツガツって2ショックぐらいでキャッスルナットが緩みました。

ナットは緩んでもシャフトはがっしり食いついてますよ。手でいくらやってもはがれる気配まったくなしです。

私の手元にこんなのがあります。

三角のやつが痴呆親父に売りつけられたやつ。H型のやつは社長がお亡くなりになり整備工場を閉めるというときに、鉄屑で廃棄処分料取られるから、あんたが使える道具があるなら持っていきなと頂いたやつです。

痴呆親父のやつは小さくてはまりません。いつもの定理ですよ。つまり使えない。

H型のやつはジャストサイズです。さすがA社長の工場です。そこからもらった昭和中期の古い工具というか遺品ですね。それはほぼ私のところで活躍するのよね。

H型のポールジョイントプーラーをセットして締め上げます。

こんなに締めこんでも外れないのかよ。工具がめげそうだよ。本当かよー。って思ってプチ恐怖を感じたぐらいで....

「バチン」ってもの凄い巨大音と衝撃です。

工具が壊れたのかと思ったのですが、リンクが外れた衝撃でした。

ふーっ。心臓に悪いぜ。俺はチキンのような脆弱な精神持ちなんだよ。

 

あとは、道具をあーだこーだーと突っ込んでボルトナットを回して外しました。

いつものことですが、ボルトのサイズとかも記録しておきます。

長いボルト2本はラダーフレームを貫通して固定です。

  • 長いボルトその1 -- ボルト頭11と記あり、座付き六角M12×104mm、P1.25、溝無し60mm、溝44mm、2面幅17mm、ボルト先端テーパー大
  • 長いボルトその2 -- ボルト頭11と記あり、座付き六角M12×91mm、P1.25、溝無し53mm、溝38mm、2面幅17mm
  • 短いボルト -- ボルト頭に記無し、座付き六角M12×24mm、P1.25、全溝、2面幅17mm
  • ナット -- 座付き六角M12ナット、2面幅17mm、相手ボルトが11マーク強度ボルトだったので、このナットも張力ナットの可能性が高い
  • キャッスルナット -- M12、高さ12mm、2面幅17mm

このボルトのうち、小さいボルトを抜き取るのに苦戦しました。下から覗きこんで見えない位置関係、燃料ホースとの兼ね合いで工具をどうやって差し込んで回すかプチ知恵の輪でした。

アイドラアームを取り外して空間ができました。

もちろん平成7年登録からの汚れがありますので、がんばって掃除しました。掃除も大変ですよ。

掃除したら油性シャシーブラック塗装して錆防止処置しました。

あとは新品部品を組み戻すだけです。

って、新品部品と取り外した部品との対比写真を撮影するの忘れてます。

交換した社外部品(スリーファイブブランド)については、前日のブログ記事に紹介しているのでそちらをごらんください。

目視でチェックする限りでは形状の違いはありません。もちろんそのまますんなりとボルト通し穴も合いまして組みつけは簡単なんですよ。

うんしょうんしょと組みつけまして、って組みつけている瞬間が楽しいよね。

よしできた。とステアリングリンク棒をゆすりたくります。

あれだけグラグラだったものがピシーっとかっちりしました。

が....しかしです。

左側は今回のアイドラアーム交換でしっかりしてゆすっても音はありません。

右側がねー。やっぱりそうだろうなー。という結論へ...

今回と同じ位置関係にあるボールシャフト部分に数ミリのガタがあり。

右側はピットマンアームという部品でハンドルに繋がっているステアリングボックスという部品に組みつけられているアーム部品です。

アイドラアームよりガタははるかに少ないのですが、数ミリのガタといえシャフトの先端から指で突いて動かすと「カツカツ」と音があります。

次はこいつの交換だなー。

予備知識を入れておこうって取り付け部分をよーく確認です。

ステアリングボックスからアームを抜き取るのに、これはごついプーラーが必要だぞー。

って、今回活躍したプーラーをあてがいますが短くて届きません。

くそー、もっとごついプーラーが必要ってことかー。そんなプーラーあるかなー、謎の昭和工具達を発掘してみてあったらいいなー。

はい、本日の作業成果ですよ。組付け完成の写真です。

車体裏とかで水溜りしぶきをくらいそうなところの、ナット頭部分に錆防止目的でシャーシグリスを塗るのが私の変なこだわりです。

後々に自分が確認するように無駄にいろんな構図の写真を撮影します。

今回使った主役工具たちです。

これに割りピンを曲げる用途でハンマーが1個追加です。

脇役工具として、ウマとかジャッキとかインパクトレンチ、コンプレッサとか使ってます。

主役工具は17mmのメガネとソケットレンチが中心です。

平メガネレンチの片方がソケットになってます。そこに17mmのソケットを差してブレーカーバーとして使用しました。

 

夕方に15kmほどのプチ走行しました。

地方都市の里道や畦道での走行です。綺麗な舗装ではなくずーっと小さいボコボコがある舗装路ですよ。

そこにて、カチャカチャとなっていた足回りからの音がほぼなくなりました。

ほぼというのは、時々小さく「コツコツ」って金属当り音です。多分ピットマンアームのところでしょう。

国道や府道といった舗装がしっかりしているところでは、足回りからの異音はなくなりました。マンホール乗り越えの小さい段差程度で鳴っていたいた異音も止まりました。

常時小さく揺すられる畦道に里道にて、「コツコツ」と異音というところまでになりました。

急ブレーキをかけてステアリングのぶれもなく吸い付くように車体が沈んでいくのも確認です。

で、これだけ異音がなくなったのだから乗り心地に変化があるとかハンドリングに変化があるかと思ったのですが....

運転しているときの操作感や振動は特に変わらないよ。私って不感症だったのか?

いやいや、山道とかで車体が揺すられたら体感するんちゃうかなー。和歌山へ向って裏山を峠越えすればわかるんだろうけど只今コロナ騒動で和歌山への自粛しているので...

車体を揺するような運転は基本しないので昨日のプチドライブでは音以外の変化を感じずでした。

 

部品交換整備して直後の総走行距離メーターは207348Kmです。

 

以上、本日のクラウンワゴン弄りでした。


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