長良の鵜 ズボラ余生

「ズボラ余生とは」:
何事も、前向きに捉え、楽天的に生きていくことです。

全面撤退の申し出否定

2012-06-09 07:13:25 | Weblog
昨日、東電の清水前社長が、「事故調査委員会」で、全面撤退の申し出を否定した。
そりゃ、事故が落ち着いてくれば、絶対に、全面撤退を認めないだろう。
しかしながら、東電では、爆発が起きたときに、どれくらい放射能で汚染されたか知っており、そこに1日もいたら全員死んでしまうくらいの感じで、全面撤退を申し入れたに違いない。
もしそれでなければ、「こういう人たちを撤退させたい」と、具体的に一部の対象者を上げるはずである。
それでなかったら、官邸も判断できないだろう。
事故に対応している人が何名いて、そのうち何名を撤退させるというくらいのことが分からなかったら、撤退させてよいかどうか、判断できないと思う。
どんな小さな事件でも110番すれば、録音されているというのに、そんな緊急時に、官邸の電話が録音されないということ自体が不思議でならない。
いまさら議論しても、水掛け論になってしまうけれど、どうせ、東電に責任を押し付けても、損失を国民の税金でまかなわなければならないことに代わりはないのだから、もっと前向きな議論をしてもらいたい。

大飯原発再稼動へ

2012-06-09 07:11:22 | Weblog
昨日午後6時から、野田首相が、大飯原発の再稼動に向けて、その必要性を表明した。
私は、フジテレビで見ていたけれど、すぐに別の番組に変えられてしまった。
なんとそれが、小学校の先生が、盗撮をしたという事件?で、総理の表明よりそんなものを流すフジテレビの姿勢にあきれ返った。
そんなことはどうでも良いけれど、夏を乗り切れないから、再稼動するというのではなくて、国民生活が守れないからというのである。
しかし、ながら、再稼動して、事故が起きたら、もっと国民を守れなくなるのだけれど、本当に、節電で対応できないのだろうか。
また、安全についても暫定的だといっている。
事故が起きるまでは絶対に安全だといっていたけれど、安全ではなかった。
それが暫定的に安全だといわれて、国民は信じることが出来るのだろうか。
この表明は、国民に必要性を説くものではあるが、民主党内には100名以上の反対者がいて、それを説得できていないのに、どうして国民を説得できるのだろうか。
これは説明したという単なる儀礼的なものでしかないのではなかろうか。