写真多めになりますが、gooブログの規約によりエグい写真は載せれないので次回からモザイクをかけて掲載します。
ちなみに今回は一番最後のだけ微妙なのですがモザイクはかけていません。
苦手な方は読むのを飛ばしてください。
さて、2階に上がると2つほど大きな部屋がありそれぞれテーマが決まっていて展示されています。
1階のレセプションか階段を上がったところにパンフレットがあるのでもらって進むと分かりやすいです。
ブログでは特に区切りなく写真で紹介していこうと思います。
アメリカ兵の人形
当時の装備を再現してあります、心なしか顔がニヤけて憎たらしく作ってあるような気が。
他の戦争との比較
左から第二次世界大戦(WW2)朝鮮戦争(KW)ベトナム戦争(VW)の比較
・戦争期間(見えないので補足)
WW2 3年8ヶ月
KW 3年1ヶ月
VW 17年2ヶ月
・戦った兵士の数
・ピーク兵力
・落とされた爆弾の量
・戦争にかかった費用
ドル表記です、ビリオンは10億単位
・死傷者
kill'dとありますが恐らく死者かと思います、下の数字は負傷者。
第二次世界大戦と数字を比べてもかなりの激しさがうかがえますね。
ライフマガジン 1963年1月25日号より
"ベトナムでの悪質な戦い"
ライフル銃の音に泣くベトナムの少年
説明書きによると
1966年アメリカを支援している中国のヌン族が若いベトコンを捕まえた、彼にライフルを撃つそぶりをして父親のベトコンについて情報を聞き出そうとしている。
アメリカ兵に連れて行かれるベトナム兵
戦場カメラマン沢田教一の有名なピュリッツァー賞受賞作
"安全への逃避"
ちなみに右の母親と子供は親子、左は他の家族です。
映画の1シーンのようですが、現実の写真。
こちらも有名な戦争カメラマン【一ノ瀬泰造】のカメラ
"茂みに隠れていた時に被弾したがカメラのおかげで負傷を免れた"
(翻訳が違ってたらすいません)
でも普通に貫通してるように見える。
枯葉剤によるマングローブの消失
ここは殆ど英語とベトナム語ですが、日本語による説明も少しだけあります。
枯葉剤の影響を受けた赤ちゃん
下半身が一つで生まれた双子《ベトちゃんドクちゃん》
わたくしが若い頃テレビで見たことあります。
88年に分離手術をするために日本赤十字が医師団を派遣、ベトナム人医師70人日本医師4人による17時間の大手術が行われたようです。
アメリカ兵も無傷だったわけではありません、枯葉剤の影響で障害を持って生まれた子供。
爆弾の破片で作られたオブジェ
アメリカ軍によって焼き払われた村
アメリカ兵とベトナム人の頭蓋骨
《U.S policy "ban all, destroy all,kill all"》1970年9月
下の説明は恐らく「アメリカの方針は"全て禁止、全て破壊、全て殺せ」と書かれています。
今までベトナム戦争についてふわっとした知識しかありませんでしたが、ここへ来たことによってより明確になりなんだかとても心が重くなりました。
思ってた以上に酷かった(´・ω・`)
次回も戦争証跡博物館です。
'18ベトナム12へ続く