
5月に入ってからは、キューバのギタリスト、作曲家の
レオ・ブローウェルの作品に取り組んでいる。
名曲「舞踏礼賛」は私が生まれる2年前の1964年に
既に作曲されている(!)。
当時のギター曲としてはかなり斬新な作品だったと思うが
それでも決して無機質な響きの作品ではない。
繊細な表現を要求されるこの作品は第一曲<Lento>
から楽譜に細かい指示が書き込まれている。
悩まされたのは冒頭の和音に付された
(lasciare vibrare)の意味だ。
辞書を引くのは嫌いではない。
元々語学は好きな方なので日本語でもスペイン語でも
単語の意味を辞書で調べる事はおっくうではない。
通常音楽用語はイタリア語で書かれる事が多いが、ギターの楽譜は
作曲者の母国語で記入される事も結構ある。
キューバの公用語はスペイン語なので今回も待ってましたとばかり
スペイン語の辞書を引くが、載っていない。
lascar(緩める)という動詞が一番怪しいが変化がおかしい...。
スペイン語の場合、いつも悩まされるのが動詞の変化だ。
原形から大きく変化している場合、そのまま辞書で弾いても
見当たらないのだ。
そこで思い切ってlasciareをヤフーの検索欄にそのまま打ち込んで
検索してみた...。
するとやはり思った通りに沢山検索結果が出て来た。
結果はイタリア語。
lasciareは~させるという意味らしい。
以前、ディアンスをやった時にはフランス語の辞典を買ったが
今度はイタリア語も必要か...。
しかし、ネットで検索すると大体の事が分かってしまう。
逆に情報ソースが多すぎてどれが正しい情報なのか迷ってしまう事も多い。
だいたいここまでで一時間かかってしまう。
最初からネットで検索すれば良かったか...。
辞書で単語の意味を調べて文書の意味が分かった瞬間の感動は
結構好きなのだが...。
写真は例の胡蝶蘭。
去年の秋に季節外れの植かえなどしてしまって
冬には大分元気をなくしてしまい、春になってもなかなか
新しい葉っぱを出さないので枯らせてしまったかなと思っていたが
大丈夫だった。
暖かくなると大急ぎで茎を伸ばし始め、そのうち一つが花をつけてくれた。
凄い生命力だ。
胡蝶蘭はあまり手をかけすぎてはダメらしい。
ものぐさなタイプの人に向いていると物の本にも書いてある。
毎日そばで見ているとついつい手を出したくなる。
ついつい口を出したくなる。
他の事にも当てはまりそうだ。