部屋の中にも春!

2010-02-25 23:31:53 | ギター

今日は一日確定申告の作業に追われていました。
今年もパソコンを使ってのいわゆる「電子申告」。
今年で2回目とあって一日ですべてを終えました。

そろそろお昼かな...。と時計を振り返ると
部屋の中に日差しが差し込んでるではないですか...。
思わず「あっ」と声を出してしまった。
こんな風に書くと、一年中日の差し込まない暗い
家の様に思われてしまいそうですが
そうではありません。
ちゃんと、中庭の壁に光が反射して
南向きではない我が家も結構明るいのです。
ただ冬の間はレッスン室に直射日光が差し込まないのです。
なんか文章に書くと暗いな...。

ところで今月は久しぶりに開かれた山下和仁の
コンサートを聴きに行ってきました。
プログラムは
バッハ/無伴奏チェロ N.O.1に始まり
奥様である藤家溪子作品
イタリアへの旅で出会ったというヴェスコボ作品
ドボルザーク/新世界、第2楽章
最後に愛娘、愛陽(かなひ、なんとまだ12歳)さんの作品。

さすがにバッハは深い味わいのある演奏。
初めの一音で山下和仁の世界がグヮーッと目の前に広がるから凄い。
まるで目の前に緻密に描かれた水墨画の巨大な屏風でも広げられたかの様な音の濃淡
の絶妙なバランス、そしてそれとは対照的に
油絵で描かれた絵画の中に飛び込んだかと思わせる様な芳醇な音色の世界を十分に堪能致しました。
藤家作品は勉強不足でその良さが良く分からない。
一度や二度聞いただけではつかめないかも知れないな...。

ドヴォルザークでは相変わらずテクニックの切れが印象的でした。
しかしここでも以前の演奏よりもより深い所まで行ってた気がします。
途中からギターを聞いている事を忘れて、曲が終わってみると
オーケストラで聞いたオリジナルを聴いた時とは違う何かが自分の心の
蒸発皿の上に結晶となって残っている様な...。
その結晶を見て少しぞっとさせられてしまう。
これがこの曲の本質なのだと気づかされる。
しばらく皿を回して眺めた後で
その結晶を指先で触ってみる...。
ちょっとなめてみる...。
今までいったい自分はこの曲のどこを聴いていたのか...。
愕然とする。
つまりそれは山下氏がそれほどこの曲の本質をつかんでいる訳で、
同じ事は、「展覧会の絵」を聞いた時にも感じた。

明日はオリンピックが気になって仕事にならない気がする。





待ってました。

2010-02-23 22:17:39 | まち歩き

春がもうすぐそこまで来ているのを
感じさせてくれた暖かな一日。
この日が来るのを待っていました。

昨日は新橋でギター連盟の総会&
ユベントスの会合。その後飲み会。
今日は一日オフだったので
本当に久しぶりに自転車で見沼自然公園へ。
写真は途中の用水路沿いに植えられた桜並木。
満開になるとそれはそれは美しい。
蕾はしっかりと膨らんでいました。

公園では沢山の人が春の日差しを楽しんでいました。
風もなく穏やかで日差しがちょっと暑いくらい。
芝生の上に寝転んで私も春の日差しをたっぷり浴びてきました。

寒い日が続いた2月でしたが寒さも峠を越した様です。
明日からもしばらく暖かそうですね。
またふらりと出かけたくなりそうです。