写真は楽譜制作ソフトのFinaleの画面。先日日本の代理店から驚きのメールが届いた。なんと開発/販売元のMake Music社が開発/販売を突然中止したというのだ!これには驚いて思わず「ええっ!」と結構大きな声が出てしまった。もうかれこれ20年くらい試行錯誤して使い続けてきていて、いわゆる「税金」と言われる定期的なバージョンアップにも付き合ってきたのに、「それはないだろっ!」という感じ。一番問題なのは、最新のmacOSへの対応だ。対応しているのはmacOSSonomaまでで、最新のSequoiaで動かす事はできない。今年iMac27inchをVenturaにしたばかりでこれは今のところ全てにおいて快適に動いてくれているのだが、数年後にiMacを買い換える時には、その時搭載のOSではもう使えないソフトということになる。メーカーは他社のソフトに乗り換えを進めているらしいが、優遇措置があっても結構な額だし、今更また違うソフトの使い方をマスターするのはしんどい。もっともiMac27inchモデル自体開発がストップしていて、30インチにインチアップして出るとか出ないとか噂ばかりで音沙汰もなし。話はそれるが、結果的に今の所最終版27インチiMacはコスパが良かったと思っている。某、日本の公共放送局でも専門家にオンラインで取材する場面などで良く登場するし、大学の研究室なんかでも結構使われているらしい。CPUはintelだけど最大に盛ればi9の10Coreも選択できたし(私のはi7 8core)
動画を編集するのもよっぽどでかい4kデータ出ない限り十分のはず。それでも現在はアップル独自のCPU AppleシリコンがM4まで登場していて、性能はかなり上がっていて、それはそれで魅力的。私が今のiMacを買った時にはもうAppleシリコンの話は発表されていて最後のインテル版というのはわかって買ったし、割合早いサイクルで買い替えていこうと思っていたのでそんに頑張って盛らずに購入したつもり。この先だいぶ不透明になった。まあしばらくは現在のiMacでいこうと思うが、次回の買い替えまでにまたiMac新しく出ないかな。個人的には27インチのままでも良いと思ってるけど…。
楽譜の作成ソフトの話に戻るけど、最近はずいぶんいろいろ出てきてるし、あまり細かいことまで拘らなければ、無料のソフトでも事足りてしまう事もあるらしい。アマチュアの方達の間で編曲あるいは作曲したものを受け渡したりネットで公開する様な時にはそう言った無料または安価なソフトを使っている方は多い様だ。たまに教室でも「この曲弾いてみたいのですが。」と言って持ってきた楽譜がどうも読みづらかったり所々「?」となる事がある。入手した経緯を聞くと十中八九ネットで拾ってきたモノだと言う。
まあ、元々プロの方がお仕事に使っていたソフトでしたし、一般の方には高い訳で、これだけいろいろ選択肢が出来るとプロの現場も状況が変わってきているのでしょうか?
急激にいろんな事が変わって行っている今ですから仕方無いですね。もう少しついて行って見ようと思っている今日この頃です…。