3月もそろそろ終わるこの頃、
立春も過ぎていよいよ春を感じる気候になろうとしてますね。
私は一足先に、
ココ園児さん達が作ってくれた満開の桜の木の下で
3/18・19と、
お絵描きワークショップをさせていただきました。
内容は、naki.の作品の疑似体験。
私の蝶の作品のように
描いた蝶を小さな標本のように作っていきます。
出来た作品は紙袋に入れて持ち帰ってもらいます。
小規模とは言え、
企画を考え材料を準備し、
テーブルをセッティングし、
(材料費としての)有料のワークショップ。。。
今までは自分の作品をポストカードやバッジにして
グッズ販売したことはあっても、
コノ『体験を売る』という経験は今回が始めて。
講師の経験も無ければ、
普段子供達とふれあう機会が多いわけでもない、
(こんな事でお金もらっていいのかな・・・)とか
正直、弱気な部分もありました。
案の定、いざ子供達と向き合ってみると
どうやってアドバイスをすればいいのか
コツを教えればいいのか分からず、
褒める事と質問に答えることしか出来ませんでした。
しかも2~3人同時に体験してもらう時
『話す』『切ってあげる』『次の指示をする』,,,と
やることが全て同時進行。
コノときばかりは保育園・幼稚園・小学校の
先生方を強く尊敬しました。
よく数十人の子供達をまとめて
楽しませる事ができるな~と、、、
でも心配ばかりではないんです。
結局、私がアタフタしているだけで
子供たちは自分の好きな色で好きなように
色鉛筆を使って蝶を作ってくれました。
出来る子は積極的にハサミも使っていましたし、
自己流の描き方を研究する子もいました。
子供達のモチーフに対しての素直さ。
絵を上手くかけないかわりに、好きな色で蝶を作る。
色鉛筆の筆圧の発見。
そして集中して描いてくれた事。
確かに課題になる事はいっぱい出てきましたが、
それよりも子供達に対する発見や
(これでよかったんだ)という安心、
なによりも私もそんな子供の作品ができる様を見られて
とても楽しい時間がおくれたことの方が
今回、ワークショップをやってよかったことに
つながりました。
・・・とはいえ、
今回のワークショップは『アート団体EN』さんの協力のもと
短期間・小規模で行ったイベントです。
実際、参加者も数人の子供たちな訳で、
もしこれが大きなクラフトイベントや
大きな施設の出張ワークショップだったらと思うと
もう少し内容を改善しなければなりません。
・・・、と
今はワークショップ企画を考えるのは先になりそうです。
でも身になる経験にはなりました。
今後また機会が出来たらその時考える事にします。
ちなみに、
ワークショップは終了しましたが、
園児さんたちが作った桜の木は
4/9 15:00 まで展示しています。
また、店内に桜のぬりえを準備しています。
切り取って店内の桜の木に飾っていただく
参加型企画もやってますので、
一度、店内をのぞいてみてください。