善福寺薊 ゼンプクジアザミ
善福寺公園を歩いているとアザミの花を見かけました
これは以前このブログでも紹介したアザミの新種ではありませんか
いつの間にか公開というか普通に園路に植わってます
以下、案内板を書き写しますと─
学 名:Cirsium verum Kadota
発見年:2016年
場 所:杉並区善福寺の東京女子大学のキャンパス内
発見者:門田裕一氏(国立科学博物館名誉研究員)
新 種:キク科 アザミ属 キタカミアザミ亜節の新種
和名は「ゼンプクジアザミ」染色体数2n=68
正式発表:『植物研究雑誌』第96巻 第3号 (2021/06/20)
①雌性両全性の植物
②花期に根生葉は生存しない
③頭花は上向きに咲く
④花期が早くかつ長い(7月〜11月)
⑤総苞は筒型
⑥総苞片は11〜12列
⑦腺体は線形で、痕跡的、総苞は粘らない
⑧茎葉は質が薄く光沢はなく、羽状に深裂
─ここまで引用
今の所ゼンプクジアザミは東京女子大の敷地内でしか見つかっていないとの事
花が上向きに揃い、葉に光沢のないゼンプクジアザミは優しい印象
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大薊 タイアザミ(トネアザミ)
同公園にはタイアザミも咲いてます
こちらは言われてみれば確かに葉に光沢があり、ゼンプクジアザミと比べると痛そうな葉っぱです
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撮影日: 2021/09/11
撮影場所: 善福寺公園
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