ナナタニッキ

ナナタニのニッキだからナナタニッキです。

インファナル・アフェア Ⅲ 終極無間

2009年02月26日 | ミル ←(・ω・。) ジーッ
最終章ですっ

ヤンが殉職する前後のお話です。
警察の内部に潜伏していたラウが運命に翻弄させて、自分を見失っていきます

潜入捜査官ヤンの殉職から10ヵ月後、ヤン殺害の疑いは晴れ、一時的に庶務課への異動したのち内務調査課へと戻ってきたラウ。
警察官として生きる道を選んだ彼は、事件以来、自らの手で警察内部にいる残りの潜入マフィアを次々と始末してきた。
一方で彼は、生まれたばかりの赤ん坊を連れて自分のもとを去ったマリーと離婚危機に陥っていた。
そんなさなか、彼の前には新たに保安部のエリート警官ヨンが立ちはだかる。
ラウは、ヨンに対し潜入マフィアではないかとの疑いを強め、彼の身辺を調べ始めるのだが…。



事前にパンフを見ていたので、なんとか理解できました

今回も逆転・逆転で、最後までしっかり騙されちゃいました。
現在と過去の時間がコロコロと交差するうえに、登場人物が多くて大変でした
しかもみんな重要人物で存在感もたっぷりなので、ずっと集中して観ないといけません

今回は、ラウの苦しみや苛立ち・焦りなどがどんどん大きくなって、精神がおかしくなっていくんだけど。
誰もラウのことが理解できなかったし、ラウ自身も自分のことが分からなくなっていたんだなぁと思うと、とても悲しいです。

ラウは善人になりたいという願いに執り憑かれてしまったんですね


そしてやっと報われたのはヤン。
ヤンはみんなに愛されて、尊敬され、重い任務を背負わされてたけど、悪いことばかりじゃなかったと思う。少し安心しました。

ヤンとヨンとシェンの埠頭でのシーンは漢って雰囲気がムンムンでカッコよすぎです

ラウが自殺したけど助かって、車いすに乗っているところは切なかったですね。
極妻マリーの影がベッタリくっついているけど、モールス信号をトントン出しているんですよ。
心が壊れても休まることはない。これが終極無間(終わりのない地獄)なんだなと思いました。


1・2・3は続けて見たほうが面白いです
解けない謎がいっぱいありましたが、ハラハラドキドキでよかったです。

これを見るときは、私が解説してあげましょう