ナナタニッキ

ナナタニのニッキだからナナタニッキです。

2046

2009年03月12日 | ミル ←(・ω・。) ジーッ
『花様年華』の続きみたいな作品です。
なので『花様年華』を見ないと全く理解できません

『2046』は『花様年華』でのホテルの番号で
チャウ(トニー・レオン)が書いている近未来の小説が2046年の設定で香港返還から50年後という意味らしいです。

新聞記者のチャウが、シンガポールで出会ったスー・リーチェン(コン・リー)に理由も分からないまま振られてしまう
香港に戻ったチャウは2047号室を借りて、女遊びばかりするようになる。
そんなとき隣の2046号室に引っ越してきたのはバイ・リン(チャン・ツィイー)
チャウは飲み友達になるフリをしてバイ・リンと仲良くなり、肉体関係者になってしまう

ホテルの支配人の娘(フェイ・ウォン)は、日本人の恋人(木村拓哉)との交際を親から反対され悲嘆にくれている
娘と仲良くなったチャウは、その悲恋をモデルにした近未来小説を書き始める。

その小説が『2046』なのです

本当はもっともっと複雑なお話なんですよ

ウォン・カーウァイ好きなら、すれ違う人々やクルクルまわる時間に感動すると思うけど私には難しすぎました
『花様年華』の前に見ちゃいましたからね~

でもバイの不毛な恋は切なくなっちゃいましたね
チャウは距離をおくためにバイとエッチした後はいつも10ドルを渡すんですよ。
本当はそんなのいらないのに受け取っちゃうんだよね~
そのお金は使わないで缶の中にとっとくんですよ。

チャウのほうからバイに近づいたのに、バイが本当に好きになっちゃたら離れていくのが悔しくて悲しかったです

女の人たちはみんなキレイでした

途中で眠たくなるところもあったけど
色彩や音楽は素晴らしいです。

プロモーションビデオを見ているような映画でした