西口神具店

伊勢で神棚作りをしている三代目宮師の日々

木製灯篭の破風加工

2015-11-06 15:51:18 | 神具の製作

木製灯篭の火袋の完成品です、

正面のハの字部品を破風と呼んでいます、

小さな部品ですが、加工工程がいくつもあります。

まずは角材のブロックを作って

型板を合わせて鉛筆で型をブロックに写し取ります。

ベルトサンダーで内外のアールを型どおりに加工します、

小さな部品なので加工するときはこんな保持用の治具を使います。

木材加工の最優先事項は安全です、ケガをしないように

安全に作業が出来なければいけません。

アール加工が済んだら、ブロックをチップソーで小割りします。

小割りした破風をひとつづつよく切れる鉋で手仕上げをします、

これで破風は出来上がりました。

 

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