柳谷直明の教育日記

 教育活動の一部を公開しています。啓成中は令和4年3月に閉校。生徒全員が私の授業が楽しかったと! 有難い声でした。

個人日記

 芦別市立啓成中学校の教育活動の一部を発信しています。

 『大阿蘇』の読解指導,国語73

2022年10月18日 16時39分22秒 | 国語授業
 三好達治の詩を読んだ。

 1時間扱いの詩だが,とても1時間では扱えない。今日でやめてもよかったが,少し音読をさせたいので,明日も扱う。
 家で読んできていない。語句調べもしていない。している生徒もいるのかな。

 蕭々,鬣,そぼつ(濡つ)など,難しい言葉が使われている。
 分からない言葉はない? こう尋ねても,言葉は返ってこなかった。拾えないのか。

 「やがてそれはけじめもないにつづいている」

 全く音読できなかった。意味が分からないと音読できない証拠である。教えないと分からない証拠である。教えない授業が流行りだが,教えないとできるようにはならないだろう。なぜ,教えない授業が流行るのか,全く分からない。保護者は教えない授業をどう思うのだろうか。教えられるばかりでは面白くないが,教えられないのでは,子供は伸びるのだろうか。教えない先生は給料泥棒だと生徒が言っていた。それは言い過ぎだろうが。

 明日は少しは音読できるかな。意味が分かると音読できる。明日もまた楽しみ。