猫は天下の回りモノ

右を向いても左を見ても、猫・ねこ・ネコ!いつの間にやら11ニャンコになってしまい毎日毎日大騒ぎ★

めぐたんの旅立ち②

2014年08月16日 20時31分43秒 | オンニャ組♪


お盆です

めぐたん、もう初盆です
早いなぁ
あっという間に2週間

めぐたんは大きな声を出したことがないです
母上が「めぎ~ちゃんがニャーって鳴いたこと記憶にない」って言ったけど
めぐたんはニャーって言ったことないです
『うぃうぃ』とか『ぷるっぷる』とかしか言ってない
ホントに猫なのか?

そんな大人しいめぐたんなのに存在感はバッチリだったです
だから
さみしい

涙には浄化作用があると思うけど
涙は
自分ではコントロールできない
突然、突如、悲しみと一緒に湧き上がってくる
自分では気づかないほどの何かに涙は勝手に反応して
気づいたら溢れ出てる

なおどんが困るのは、仕事中に乳製品の売り場を通る時
『メグミルク』を見た時
不意をついて、鼻の奥がツンとしてしまうです

そんな時は、頑張ってためぐたんを思い出し
面白いことしてためぐたんを思い出して、笑うことにしてるです

頑張っためぐたん

7月25日

また自分でお水を飲めるようになって、喜んだです
もちろん、めぐ本人もおねいちゃんもね

7月29日

相変わらず、お気に入りの軽井沢

しかし


めぐ 「ちょっと暑いかも」

この日も暑かったんだよね


めぐ 「あ、ここヒンヤリしてていいじゃん」

自分でいいとこ見つけて偉いね~

こういう日が、もっともっと続くと思ってたです

でも

8月3日

この日の夕方から、足元がますますおぼつかなくなった
なのに
めぐたんはお部屋のアチコチ歩いて回ったです
最近はぜんぜん入ってなかったタワーのボックスにもイン


めぐ 「飽きたわ」

はい、次はどこ行く?

やっぱ、かあたんのベッドか~

自分で上がったですよ


めぐ 「抱っこしてあげるわね」

母上、よかったね~

なんて言ってたら

よいしょっと

めぐ 「来たのね」

しょうがないわね~

慎 「えへへへ」

いいね、慎太郎は

あら

龍 「ボクもいるよ」

めぐ 「はいはい」

母さんは大変だね、めぐたん

ふぅ~

めぐ 「まったくだわ」

うふふ、でもやっぱ恵は優しいね

この後もう少しアチコチを歩いていたですが
疲れたようなのでソファーに座らせました

そして
そこで横になってから、動けなくなってしまいました

母上は疲れが溜まっているので早く布団に入らせて
おねいちゃんがずっとついていました
夜中、2時ころに「あ、マズイかも」という状態になり
慌てて母上を起こして、ふたりでそばにいました
その時は、明け方までもつだろうかという感じだったです
でも
めぐたんの心臓と肺は丈夫でした
頑張ってとっくんとっくんと動き続けました
呼吸も時々止まったかのようになりながらも吹き返す
それが、かえって辛かったです

次の日、おねいちゃんは午後からの出勤
昼間でもつだろうか・・・
しかし、やっぱり恵は頑張りました

「めぐ、おねいちゃん帰ってくるまで待っててね」
「でも辛かったら無理しなくていいからね」
そう声をかけて、仕事に行きました
夕方、ふだん安全運転なおねいちゃんは(本当です)
車をぶっ飛ばして帰宅
恵は待っててくれました

7時半頃

母上はめぐのそばを離れません

8時半頃

母上とおねいちゃん、ふたりで恵の手を握っていました


そして、その1時間後

もう頑張らなくていいよ、と声をかけるおねいちゃんの腕の中で
静かに
本当に静かに眠りにつきました

ありがとう
ホントにあなたはイイ子だよ
最期の最期までおねいちゃんのそばにいてくれて
まるで本当にただ眠っているかのような綺麗な顔で
おねいちゃんに看取らせてくれて
ありがとう

母上 「めぐ母さんキレイキレイしてあげようね」

慎太郎がずっとここに座ってくれてました


慎 「かあたん寝てるから静かにするデシよ」

はいはい、わかりました


いまにもアクビして起きだしそうなめぐたん
慎太郎に見守られて、ぐっすりと眠れたかな


めぐが通院してた時、お葬式の行き帰りに聴いていたCD
 

おねいちゃんが大好きな夏歌です
しかも アラフォ~
(もうアラフィフだけど)

これのせい?
めぐたんはもう、にゃんディ~ズでビキニ着てた
夏だ~


めぐ

まだ暑いね


コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする