✳日々徒然✳

気儘な独り身備忘録。

【夏の北海道を思い出す】

2021-02-13 18:00:00 | 旅行

これも過去の話。

夏に2泊3日で北海道に行ったときの写真が数枚だけ残っていた。

札幌エスタからバスに乗って1日ツアーへ。終わってみれば、レンタカーを借りて周遊するほうがよほど良かったわけだけれど、まあこれはこれで良い経験にはなった気がする。

新富良野プリンスホテルで昼食ブッフェのあと、散策の時間があり、これを利用してニングルテラスをのんびり歩いてみた。

「妖精がいるのであまり不躾に覗き見しないように」というたぐいの看板があったように記憶しているが、ワタシはいまだにこの写真のどこかに妖精がいると信じている。

…というくらいお気に入りの1枚である。

四季彩の丘や富田ファームなどは、ベトナム人、タイ人、中国人以外にいないのではないかと思わずにはいられないような、そういう東南アジアの熱っぽさがあった。

独特の押し出しの強さというか、飛沫万歳のおしゃべりの凄まじさというか、コロナ云々があろうがなかろうがちょっとシンドイ。

むしろああいうところへ行くならば、観光客が少ない今しかないのではないかと思う。

夏の北海道といえば、高校の修学旅行以外では行ったことがなかった。

大人になって出張で行くことはあったが、たいていそれは冬だし、仕事だし、夏に快適な涼しさを堪能するというような心地よさはない。

やはり夏の北海道は、2週間ほど滞在して堪能してみたいと思うよなあ。

このときは、とりあえず有名どころを…ということで『海味はちきょう』にも行ってみた。

ま、一度行けばいいかというところ。

このコロナ禍では、あのいくらつっこ飯の掛け声もどうなっていることやら。

ただこの北海道旅行のときに行った、すすきのの『鮨処有馬』は非常に良かったです。再訪したい。

ここで食べたにしんの味を、ワタシはいまだに忘れられない。


【ホテルアルモニーアンブラッセ大阪】梅田

2021-02-12 18:00:00 | ホテルステイ

奇跡の朝食――と謳っている。

『アルモニーアンブラッセ』の朝食である。茶屋町にあるホテルで、安藤忠雄の設計らしい。上空から見ると鋭い三角形をしたホテルで、客室の使い勝手はそれほど良いとはいえないが、この朝食を気に入って、何度か再訪を重ねている。

こういうメニューがまず出される。

実は『北野ホテル』の「世界一の朝食」というものをこのときすでに知っていて、ブログでもいろいろと見聞きしていたのだけれど、それと少し似たような雰囲気を感じていた。

結論からいえば、こちらの「奇跡の朝食」のほうがよほど良いとワタシは思っている。

コンフィチュール、バター、はちみつの類がまず提供される。

バーニャカウダソースも美味しいし、はちみつも美味しい。

この日突然休日出勤を命じられて憂鬱だったので、腹いせにスパークリングを1杯。

で、朝の3種おめざジュースが出てくる。

これは何度か訪れたが、ちょくちょくメニュー変更があるようだ。最初に飲んだ、この写真右側の大葉ミルクが美味しかったのを覚えている。出てきたのはこれ1回きりだったなあ。

最初は「大葉ミルク…?(引)」と思うが、これが美味しいのだ。

それからタピオカヨーグルト。

ワタシのなかではタピオカとはこれのこと。いまだにあの黒いタピオカは慣れない。

グラノーラも3種ほどから選べたはずだ。

ミルクをかけていただく。

ええまあ、お察しのとおり1人です。

さて、今度はハムやベーコンの類がワゴンで運ばれてくる。これはべつに切りたてを生で食べるわけではなく(笑)、ここで説明をしていただいて、それを卵料理と同時に調理してもらうのだ。

パンはお好きなものをお好きなだけ。

スタッフのおススメにしたがって、言われるがままにいただく。1つ1つは小ぶりだが、味が良い。

途中にコンソメを挟む。

これはちょっとばかり味が濃く、唯一これだけが好みではなかった。

それから野菜のワゴン。

これもプレゼンテーションである。彩りのよい、鮮やかかつ美しい野菜の数々で、これはテンションが上がる。これ1つとっても、『北野ホテル』の「世界一の朝食」を超えるのではないかといまだに思う。

その野菜たちを切りわけて、提供してくれる。

サボテンやスイスチャードなど、普段家では食べないような野菜が多くあり、それがすべてしっかりと美味い。

どれもこれも目新しく、そのことをスタッフに何気なく言うと、帰りがけにこんなものを渡してくれた。

ワタシはこのちょっとした気遣いやサービスが、リピーターをつくるのだと思っている。もしかするとホテルのクオリティではなく、あのスタッフ個人の能力・クオリティだったのかもしれないが、少なくともワタシはこれで、「絶対にまた来よう」と思った。

そしてオムレツとハム、ベーコン、ソーセージ。

がっつりの1皿で、満足度は非常に高い。これを書いている今も、ちょっと行きたくなっている自分がいる。

焼き加減もばっちりで、とても美味しくいただいた。

ただしこれは焼き手が変わると焼き加減も変わるので、それだけは難点かな。調理してくれる人がオジサンだったらラッキーかもしれない。若い女の子はまだ修行中なのか、ちょっと焦がしたりなどしていて、ハラハラした。

デザートは梨、それからムレスナティー。

この朝食のためだけに、こちらのホテルは再訪しても良いと思う。

おススメですよ。


【音楽を聴く】

2021-02-11 18:00:00 | 日記

デヴィッドギャレットが好きである。

それから2CELLOSも好きである。

ワタシが惚れこんでからギャレットがなかなか来日しないので(笑)、やむなく2CELLOSのコンサートに行くことにした。

もう4年も前のことになるのだなあ。

肺炎になる2か月前だな…これ…。

1人でコンサートに行ったのは、クラシック以外ではこれが初めてである。仕事帰りにそのままフェスティバルホールへ。

わりと良かったのだけれど、CDで聴くよりも下手だったのが笑えた。

生で聴くのが下手なら、とりあえずCDでいいだろうと思ってCD購入、するとサイン入りポスターまでついてくる。

何を思ったか、翌日のチケットを衝動買いして帰った。

で、翌日仕事でトラブル発生、後輩に付き合って残業した結果、前晩に衝動買いしたチケットは紙くずと化したのであった。

すし屋での散財に後悔することはないが、この衝動買いはまあまあ後悔したよなあ…。


【インターコンチネンタルホテル大阪】梅田

2021-02-10 18:00:00 | ホテルステイ

クラブラウンジでの朝食が中止されてずいぶん長く経つ。

じつはこのことをワタシは本当に残念に思っていて、そういえばラウンジでの朝食時にいつもいらしたYさんはどうされたのかなあ、などと考える。

現在、クラブフロアに宿泊しても朝食は20F『Noka Roast&Grill』でいただくことになっている。

ま、ラウンジごはんが懐かしいとはいえ、こちらのレストランのスタッフもとても感じよく、朝から快適に過ごせることには違いない。

サラダやスモークサーモンなどは個別盛りである。

スープは日替わり、この日は幸運なことにきのこスープであった。このきのこスープ、実際にはマッシュルームスープと札が出ているかもしれない――めちゃめちゃ美味いのである。

冬野菜のローストは必ずいただくことにしている。

かぶのローストがとても美味しい。

しばらくすると、スタッフが別品を持ってまわってきてくれる。この日は鰻の蒸し寿司。こういうのに弱いので、ワタシはすぐ「ハイ、いただきます」。

前回のステイでは朝おでんだった。

卵料理はいくつでもオーダー可。

ホワイトオムレツ(具材全部入れ)を食べて、さらに…

ベイクドエッグも食べる。

卵の食べすぎではないか?

サーモンが添えてあり、トリュフクリームがかかっている。目を剥くほど美味しいかと言われればそうでもないのだけれど、つい食べたくなってしまう1品である。

いつもは何を食べるかというと、たいていワタシは「オムレツ(海老&チーズ)」。時々いつものとは違うものを食べたくなるのだ。

ラウンジだと、そこにポテトフライをつけるんだけれどなあ。またそのポテトフライが美味しいんですよ。ナルミの器に盛られてね。

本当はワッフルをいただきたかったのだけれど、残念ながらこの日はパンケーキ。前日がワッフルだったそうで。

美味しいデザートで終了。毎度満足の朝食タイムである。


【ザ・プリンスパークタワー東京】港区

2021-02-09 18:00:00 | ホテルステイ

11月の東京。

ホテルからは東京タワーが見える。

『シャングリラホテル』にも泊まろうかと思ったが、数年前のこのころ、ホライゾンクラブは思った日程、思った部屋では予約が取りにくく(祝日だったこともある)、やむなくこの『ザ・プリンスパークタワー東京』にしたのだった。

この半年後くらいに再訪したときはコーナールームに泊まったのだけれど、それよりも下カテであるはずのダブルルームのほうが居心地がよかったのを覚えている。

椅子はベランダ向き。

高層階ではあったもののしっかり窓も開けることができ、確かこちらからは富士山が遠くに見えたのではなかったか。

全体的にウッドタイプであたたかみがある。

シーオービゲロウはここで初めて知った。

あまり見ない気がするのだけれど…とはいえ、ワタシが泊まるホテルももうある程度限られてきているので、仕方ないかな。

『ホテルラスイート神戸ハーバーランド』のエラバシェか、『インターコンチネンタルホテル大阪』のアグラリアが個人的には好みである。

このバスルームはとても良かった。

まるで自宅で寛いでいるようなゆったり感があり、この色調もそのくつろぎ感を倍増させてくれる。

洗面がまるで小さな浴槽のようである(笑)

そのままベッドルームにウォークスルーだけれど、もちろん戸で仕切ることができるので問題なし。

ベッドから見ると、こんな感じ。

開放感があって、実際にはそれほど広くないはずの部屋が広く感じられる。こういう作り方は賢いなあ、と思う。

ちなみにこのころクラブフロアの特典として、1人1品&1ドリンクのインルームダイニングが無料でついてくるという太っ腹なものがあった。

ラウンジのカクテルタイムでちょこっとアぺを楽しんで、あとは部屋でインルームダイニング。すべてがホテル内で完結してしまう。

そんな特典があるならば使わないわけにはいかない。

この日は夕食の予約もしていなかったので、ありがたく特典を使ってみた。

インルームダイニングのメニューはある程度の縛りがあって、決められたメニューから選ぶシステムになっている。しかしこれが「唐揚げ」と表記されていたのはいまだに不思議、フライドチキン感がすごいけど。

ワタシが唐揚げをオーダーし、

1人はパスタを。

唐揚げ…とパスタのシェアでは物足りないか?ということもあり、またお初のホテルではカレーライスを必ず試すという自分ルールもあったので(笑)

ビーフカレーも注文してみた。

この「ビーフカレー」は、ホテルによってかなりの味の違いがある。たいてい値段は3000円前後、まあめったに3000円を超すことはなく、おおよそ2000円~3500円内におさまるような印象だ。

他のダイニングメニューが不味くても、ビーフカレーが美味しいとちょっと許せてしまうような、そんな魅力がホテルカレーにはある。

甘ったるくもなく、辛すぎることもなく、ビーフがごろごろ入っている。

ここのカレーは合格、とても美味しかった。

…ちなみに『ホテルラスイート神戸ハーバーランド』のビーフカレーは美味いよ。

ラウンジの写真はどこにいったかなあ。ここのクラブラウンジは広くはないものの東京タワーが間近に見えて、1品1品のクオリティも高く、非常に良かった記憶がある。コロナ禍でどのような営業形態になっているかは分からないが、コロナが収束したらまた行きたいホテルのひとつであることには違いない。