これも過去の話。
夏に2泊3日で北海道に行ったときの写真が数枚だけ残っていた。
札幌エスタからバスに乗って1日ツアーへ。終わってみれば、レンタカーを借りて周遊するほうがよほど良かったわけだけれど、まあこれはこれで良い経験にはなった気がする。
新富良野プリンスホテルで昼食ブッフェのあと、散策の時間があり、これを利用してニングルテラスをのんびり歩いてみた。
「妖精がいるのであまり不躾に覗き見しないように」というたぐいの看板があったように記憶しているが、ワタシはいまだにこの写真のどこかに妖精がいると信じている。
…というくらいお気に入りの1枚である。
四季彩の丘や富田ファームなどは、ベトナム人、タイ人、中国人以外にいないのではないかと思わずにはいられないような、そういう東南アジアの熱っぽさがあった。
独特の押し出しの強さというか、飛沫万歳のおしゃべりの凄まじさというか、コロナ云々があろうがなかろうがちょっとシンドイ。
むしろああいうところへ行くならば、観光客が少ない今しかないのではないかと思う。
夏の北海道といえば、高校の修学旅行以外では行ったことがなかった。
大人になって出張で行くことはあったが、たいていそれは冬だし、仕事だし、夏に快適な涼しさを堪能するというような心地よさはない。
やはり夏の北海道は、2週間ほど滞在して堪能してみたいと思うよなあ。
このときは、とりあえず有名どころを…ということで『海味はちきょう』にも行ってみた。
ま、一度行けばいいかというところ。
このコロナ禍では、あのいくらつっこ飯の掛け声もどうなっていることやら。
ただこの北海道旅行のときに行った、すすきのの『鮨処有馬』は非常に良かったです。再訪したい。
ここで食べたにしんの味を、ワタシはいまだに忘れられない。