こんにゃく歳時記

ありゃ、打ち間違えちゃったわ~・汗)『今昔歳時記』がタイトルです~(^^;)懐かしい風景やHOTな今を書いていきます!

我が家では唯一の大地震体験者?でした(^_-)

2015年02月19日 04時46分08秒 | ○×バカ~←ペットかな?
もうすでに20年と1カ月と、少しが過ぎましたが、
昨年秋からココで話題にしている我が家のにゃんは、
20年前の兵庫県を中心とした地震を私の実家で
体験しておりました。

昨年21歳と少しで、次の世界へと旅立ったので、
震災体験は、当たり前といえばそうなんですけど。
当時、我が家の2人は、旅行中でした。
実家に預けて行ったのですが、
突然の大揺れにしばらくは母の布団の中で
耐えていたとか。
しかし!!
その揺れは、母が起こしている、と錯覚?したようで、
ホントに怖かったのでしょう、
お●っこをしながら部屋を飛び出し、
食器棚の裏の、ほんの狭い隙間に身を隠したのでした。

まぁ私自身が見ていたわけではないのですが、
当時は母以外にも父も祖父もおり、
結局怯えて自分で出てこないので、
食器棚を動かしてにゃんを救出したそうです。

その後、ずっとにゃんは母に抱っこされるのを嫌がり、
母は、「このにゃんにとっては、お母ちゃんが震源地や」と
言い続けておりました。

旅先から帰ってきたのが、その17日だったわけで、
空港でTVにうつる惨状にもう、自宅がどうなっているのか、
心配でたまりませんでした。
その後は書き出すと、メチャ長くなるので、またの機会にするとして、
我が家のにゃんはそのまま1週間実家で預かってもらうことにしました。
(住まいに大きな被害はありませんでしたが、実家から連れて帰るのが少し厄介でしたので)

そして、1週間後、実家から我が家に連れ帰ったにゃんは、
それはそれは長い時間、「にゃん、にゃん、にゃん!!」と
さすがに猫語は分かりませんでしたが、その実家にいた間に
起こった事を伝えたかったのか、どんだけ鳴くのかと思うくらい
長い間しゃべっていました。
そしてさらに、その後、私達のいる我が家に帰ったことに安心したのか、
ホントに、それこそ生きているのを確かめなければならないくらい長い間、
いつもの椅子の上で眠ったのでした。

ごめんよ、10日あまりほったらかしにしたことになるもんね。

先月の17日に20年前を振り返る番組が多く流れていた頃、
20年前の震災の慰霊と、月命日に近いにゃんの慰霊を兼ねて、
キャンドルを供えました。
人だけでなく、多くの生き物の魂の冥福を祈って。

20年。は、一言では語れない長さだと、改めて思いました。
そして、つい昨年までにゃんと一緒に生活出来たことにも、
これまた、改めて「ありがと」。

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