「写撃手」３２０さんの古河駐屯地報告

　この前の日曜日（７日）に古河まで行かれた「写撃手３２０」さんからの報告が暇人小生のメールボックスの容量不足で戻ってしまったようです、再度昨日送っていただけましたのでご紹介いたしますね。

＜写撃手３２０さんから＞
６．７　古河駐屯地記念行事　「遅くなるまで待って！」

　久ぶりに古河駐屯地記念行事に行ってきました。
　古河駐屯地には、第１施設団隷下の第１０１施設機材隊、第３０３ダンプ車輌中隊、第４施設群第３６２中隊、そして今年３月には朝霞から第２高射特科群隷下の３３７高射中隊（中SAM)が朝霞から移駐して来ました。
　したがって、戦車や装甲車といった一般ウケする戦闘車輌は配備されていません。
　以前は８１式自走架柱橋の渡河作業といった災害派遣訓練展示で他では見られな
い特色あるイベントでしたが、近年はなぜか他所からの支援を受けての模擬戦であり、今年も残念ながら期待した８１式自走架柱橋の作業展示はありませんでした。
　国民が施設部隊に期待するのは戦闘ではなく、実際に行なっている災害派遣や国
際貢献における道路の補修や医療公共施設等の復旧作業だと思うのですが……
　日航機の墜落事故の救助作業のTVを見て自衛隊の救難ヘリのパイロットになったとゆーう女性自衛官もおられます。今やＴＶコンバットのサンダース軍曹に憧れ自衛隊に入ろうなんて輩はもはやいません！実際に戦車戦はもはやあり得ないと思うし、自衛官募集のため、近隣住民の理解を得る意味でも一考してみてはと思うのですが如何なものでしょうかねぇ？
　てなわけですが、最大のサプライズは駐車場の奥にこれまでに見たこがない７４式特大型トラックをベースとした不審車、銘板を確認したら「防衛庁技術研究本部　新架橋架設車（２/２）」となっていたので、８１式自走架柱橋の後継車たる０７式機動支援橋の試作車かと思われますが、詳細は不明です。
　３トン半ダンプに搭載されたものは道路敷設マットですが、実際の運用では９０度回転して使用されます。
　動力ボートやその運搬車は装備品展示でもっとよく見せて貰いたいものです。
　また、７３式大型トラックに牽引されたトレラーに載る三段重ねのボートは２隻を前後に締結して使用するようですが、実際にやって見せて貰いたいものですね。
　なお、駐車上のど真ん中に放置されたこれまた正式名称不明の分割式の動力ボートに興味を示したのはいつもの面々（多分想像された方です）だけでした。
　閉門は３時ですが、装備品展示は１時間もすると、見る人が極端に少なくなるので部分撮りを含めて、撮影するならこの時間帯が狙い目、遅くなるまで待って！
とゆーわけです。