ロサンゼルスで発生した殺人事件。容疑者はマフィアの首領。唯一の目撃者ハニカット(アン・アーチャー)は消されることを恐れ逃走する。
地方検事のコールフィールド(ジーン・ハックマン)は居所を突き止め、ヘリコプターで駆けつけ、裁判で証言するように説得するが、断固拒否される。
そんな時、マフィアの差し向けたヘリコプターから自動小銃で銃撃があり、隠れ家の山荘は全壊、地方検事のヘリコプターは攻撃され墜落、爆発炎上する。
ハニカットとコールフィールドはSUVで逃走、山の道なき道を敵のヘリコプターから銃撃されながら逃走、なんとか切り抜ける。
カナダの特急列車に乗り込んだ二人であったが、早くも殺し屋が差し向けられた。殺し屋のネルソン(ジェームズ・B・シッキング)はハニカットの身柄をよこすように要求する。
コールフィールドは同僚にカナダ騎馬隊に救出を求めるように伝え、次の停車駅で騎馬隊と接触したが、騎馬隊に扮した殺し屋だった。車内には怪しい男(J・T・ウォルシュ)が常に監視していた。
ジェームズ・B・シッキングはスティーブン・J・キャネルの作品の常連で悪役から善人、公務員まで何でもこなすバイプレイヤー。J・T・ウォルシュは怪しさがいつもどおり。山岳特急でのアクションはセガールよりおもしろい。