田中大介ブログ2

関西大学卒業
杏林大学大学院修了
日本の国家安全保障とメディアを研究
田久保忠衛・元時事通信ワシントン支局長に師事

日本の国家安全保障90年代 106

2023-02-19 16:17:17 | 安全保障

国家安全保障 マス・メディアにおける論議 1990年代

 

 

 

 

世論への影響 1

 

 

 

 内閣府大臣官房政府広報室による自衛隊・防衛問題に関する世論調査では、

 

 

 

自衛隊の防衛力について、

 

 

平成5年度(1993年)では、

 

 

「増強したほうがよい」が6,3%、

 

「今の程度でよい」が66,2%、

 

「縮小したほうがよい」が15,3%、

 

「わからない」が12,1%となっている。

 

 

大半が現状維持を望んでいるということになる。

 

 

 

 

 

平成8年(1996年)では、

 

 

「増強したほうがよい」が7,5%、

 

「今の程度でよい」が64,3%、

 

「縮小したほうがよい」が15,5%、

 

「わからない」が12,8%である。

 

 

この時期の世論は自衛隊の防衛力に関心が薄いということである。

 

 

 

 

 平成11年(1999年)では、

 

 

「増強したほうがよい」が13,5%、

 

「今のままでよい」が66,1%、

 

「縮小したほうがよい」が8,7%、

 

「わからない」が11,6%

 

 

となっている。

 

 

北朝鮮情勢が影響して、「増強」が増加し、「縮小」が減少しているが、大半は関心がないようである。

 

 


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