仕事の合間にサクッと見てきました。
全体の調子はまったりペースで誰かの寝息も聞こえてきたりしました。
期待していた空中戦は無いし、子供にはきついかもしれない。
だけどこの10年の宮崎作品中では一番面白かったです。
本当に好きなものを本能のままに描いてるって感じがしました。
自分はてっきり「飛行機しか頭に無い純心主人公が自らの設計飛行機が軍事利用される事とのジレンマに苦しみ葛藤しながら(略)」とかいうお定まりの話かと思ってました。
しかし実際はそこをスルリと抜けて恋愛と飛行機を主軸に生きる主人公は意外性があって新鮮だった。
後世目線の説教臭さは無く、ちゃんとその時代を見つめて描かれてましたね。
堀越さんの恋愛部分に関してはフィクションなんだろうけど普通に楽しめば良いと思います。
中でも汽車の中で婚約者の病気に涙しながらも手元の計算式はスラスラと淀みなく流れるシーンは良かったです。
あと地震のシーン!
関東大震災の発生の瞬間のシーンは震えるほど(地震って事じゃなく)良かったです。
あの日本家屋がババババーンって波のようにせりあがっていく描写とかモブのシーンすごすぎで。
揺れた後の不気味な静寂と人々の淡々とした避難の動きもリアルだったと思います。
とはいっても退屈な所やあれ?と思うシーンもありました。
あくまでもこの10年の中では一番、って事なので、比べるならそれ以前の昔の宮崎作品方が面白かったですね。
でもまた完全に消え去っていた宮崎さんへの期待が復活する作品でした。
ゼロ戦はラストで初めて少しだけ出てきます。
このあたりがまだ少し遠慮があるのかな、と感じました。
しかし短いとはいえこの部分の映像は相当気合入ってましたね。
全体的に見て損は無いと思います。
全体の調子はまったりペースで誰かの寝息も聞こえてきたりしました。
期待していた空中戦は無いし、子供にはきついかもしれない。
だけどこの10年の宮崎作品中では一番面白かったです。
本当に好きなものを本能のままに描いてるって感じがしました。
自分はてっきり「飛行機しか頭に無い純心主人公が自らの設計飛行機が軍事利用される事とのジレンマに苦しみ葛藤しながら(略)」とかいうお定まりの話かと思ってました。
しかし実際はそこをスルリと抜けて恋愛と飛行機を主軸に生きる主人公は意外性があって新鮮だった。
後世目線の説教臭さは無く、ちゃんとその時代を見つめて描かれてましたね。
堀越さんの恋愛部分に関してはフィクションなんだろうけど普通に楽しめば良いと思います。
中でも汽車の中で婚約者の病気に涙しながらも手元の計算式はスラスラと淀みなく流れるシーンは良かったです。
あと地震のシーン!
関東大震災の発生の瞬間のシーンは震えるほど(地震って事じゃなく)良かったです。
あの日本家屋がババババーンって波のようにせりあがっていく描写とかモブのシーンすごすぎで。
揺れた後の不気味な静寂と人々の淡々とした避難の動きもリアルだったと思います。
とはいっても退屈な所やあれ?と思うシーンもありました。
あくまでもこの10年の中では一番、って事なので、比べるならそれ以前の昔の宮崎作品方が面白かったですね。
でもまた完全に消え去っていた宮崎さんへの期待が復活する作品でした。
ゼロ戦はラストで初めて少しだけ出てきます。
このあたりがまだ少し遠慮があるのかな、と感じました。
しかし短いとはいえこの部分の映像は相当気合入ってましたね。
全体的に見て損は無いと思います。