私立カリタス小学校児童殺傷事件現場にゆく

令和元年５月２８日午前７時４０分ごろ、
岩崎隆一容疑者（51）に
川崎市多摩区登戸新町の小田急線登戸駅周辺で、
スクールバスを待っていた私立カリタス小学校の
児童ら１９人が男に次々と刺された。


捜査の基本は現場百回、ということで
５月３０日午前１０時頃、
筆者はその犯行現場となった
スクールバス乗り場を取材してきた。



登戸駅から南武線の線路沿いの道を歩いて
私立カリタス小学校の児童らは
スクールバス乗り場に向かう。



角を曲がりその先の大通りにある
私立カリタス小学校のスクールバス乗り場から
車が止まっているあたりに児童の列が伸びている。
その後ろに私立カリタス小学校の被害にあった
児童らは事件当日も並んだのだろう。




岩崎隆一容疑者（51）が無言で包丁2本を両手に持ち
マスコミ記者たちが集まっている
ファミリーマートの駐車場付近にいた
私立カリタス小学校の児童の父親で外務省職員の
小山智史さん（39）を最初に襲う。
そして別の女性に重傷を負わせる。



そしてスクールバス乗り場の児童らに次々と斬りかかり
私立カリタス小６年の栗林華子さん（11）を死亡させた。
他にも多数の児童が被害にあう。
岩崎隆一容疑者は画面奥に逃走。

スクールバス乗り場といってもバスベイに
バスポールが立っているだけの{路上}である。
それゆえ誰でも近づけるし、
学校側も一般の通行人を排除できない。
刃物を持った成人男性が殺る気満点で来たら、
傭兵でも配備するより児童を守りようがない。



岩崎隆一容疑者は川崎市バスのバスポールの前で
自決して果てた。



事件現場のすぐまん前に多摩ファミリークリニックがあり
初動段階で被害者の救護にあたったという。
多摩ファミリークリニックは木曜休診なので
犯行日が５月３０日だったら、
もっと死亡者が出たかもしれない。
火曜日だったのは神の見えざる手によるものか。



事件現場となったファミリーマートには
多くの私立カリタス小学校の児童らが
逃げ込んだ。同店駐車場にマスコミ多数が
布陣しているので売り上げにもつながっているのかしら?



この国には心優しい人もたくさんおり
事件現場近くの角にはたくさんの花束と飲み物が
そなえられていた。
手を合わせて祈る人が多かったが
私立カリタス小学校はキリスト教の学校なので
十字を切るのが正しい作法ではないか?　と感じた。

あと、これらの花や飲み物は誰が片付けるんだ?
現場を訪れるのはいいが、物を残すのはやめよう。
線香焚いたら火事の元だし。
そもそもカリタス学園はキリスト教の学校だ。
だからといってキャンドルサービスもやめて。



カリタス学園にも行ってきた。
私立カリタス小学校は５月３１日まで休校だ。
私立カリタス女子中学高校は授業をしている気配がした。
学校側の取材自粛要請を受けて写真は撮らずに素通りする。
私立カリタス小学校門前には
制服警察官二名が立ち番していたが
犯人は自決したのになんでいるのかな。


カリタス学園の先生と川崎市の道路関係の部署の人が
私立カリタス女子中学高校の普段使わない門の前にある
ガードポールの撤去に向けた相談? を路上でしていて
川崎市の人がメジャーでなにやら計っていた。
遠巻きに見ていたので会話は聞き取れなかった。
このシーンは他のメディアが来ていなかったので
筆者の独占取材だ。

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その後、筆者は川崎市岡本太郎美術館に行った。

帰りに南武線登戸駅で下校する
私立カリタス女子中学生たちを見かけたが
殺傷事件でおびえたりする様子は感じられなかった。


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