最近筆者の気になるアイテムは公衆電話である。ケータイを使えないときには公衆電話は外出先から通信する上で欠くことのできない社会インフラだ。 ケータイのない時代は公衆電話は重要なインフラであった。新聞記者もメールではなく電話口で書いた記事を読み上げて入稿し速記者が書きとめていたのだ。駅前の公衆電話がなかなか空かなくてイライラした人も多いはずだ。川崎駅には今花屋になっているあたりにコインロッカー&公衆電話コーナーがあった。
しかし最近ケータイの普及で公衆電話を使う人が少なくなったから電話ボックスや公衆電話が激減している。それゆえ川崎駅周辺の公衆電話の現状について最近調べているが、かつては川崎地下街アゼリアには「こんなにたくさんの公衆電話を誰が使うんだ?!」と思うほどたくさんの公衆電話があった。2010年2月現在では1/19くらいに激減し公衆電話のあったスペースにはジュースの自動販売機や銀行のATMが設置されていてその上の壁に受話器のマークが今も残っているというありさま。
地上の電話ボックスを調べていくと、小学生の頃黄色や青の公衆電話に10円玉を入れ(当時はテレフォンカードはなかった)ダイヤルを回してかけた電話ボックスは今はなく、代わりに少し離れたところに灰色の公衆電話のボックスが設置されているなど知らない間に公衆電話が整理・統合されていて記憶の中の電話ボックス地図が役に立たなくなっていて愕然とした。
2011年に入って尻手駅前3連電話ボックスが廃止されるなど公衆電話撤去の動きはさらに加速していて、これでは携帯電話の入ったバッグをひったくられても警察に通報できない。
筆者は電話ボックスの現況を調べるためいろいろ見て回っているが複数並んだ電話ボックスをかけていいる人の隣に誰かがいたためしがない。以前「中学校前バス停」の写真を撮って回っていたが、公衆電話や電話ボックスの写真を撮った方が記録としてはよいのかもしれないと思った。
2006/3/11の記事をリメイク
http://blog.goo.ne.jp/neeva/e/27e9c6503558d938b9d8ab8cd1dc3ca7
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