[東金情報] ブログ村キーワード
▼2012年2月13日に東金市立東金市中学校そばのデニーズで
男が射殺された事件を契機にブログとジャーナリズムにつき考察▼
連日「東金射殺事件が東金市立東金中学校吹奏楽部に及ぼした影響」
という視点から東金射殺事件を考察した記事を書いてきた。
以前読んだ本に
「ブログはジャーナリズムだ」
という趣旨のことが書いてあったが
今回の一連の記事を書いてその通りだと思った。
しかし、日本ではブログは個人の日常を綴った
日記サイトという認識がまだまだ主流だから
女子中学生が
「今日は学校でムカついた」
といった記事を書いているのをよく見かける(笑)
かくいう筆者も昨年8月にブログをリニューアルするまで
日記サイトだ思っていた。
マスメディアは広告主やスポンサーとのからみで
書けないことや言えないことも多かろう。
しかし、市民ジャーナリズムというべきブログなら
そういった“大人の事情”にお構い無く書ける。
イラク戦争ではマスメディアが伝えないイラク情勢を
現地のブロガーたちが世界中に発信していた。
「ルポ 米国発ブログ革命」池尾伸一著 によれば、
アメリカではブログがニュースサイトとして政府の不正を暴き、
オバマ当選を呼び掛ける原動力になっている。
また、ブログが印刷・配送にコストのかかる
ミニコミ誌に代わる地域のニュースを発信するメディアとなっている。
アメリカでは寄付金控除が充実しているから
こうしたブログ運営者への寄付金も多いとか。
(それにひきかえ、このブログはどこからも
びた一文もらっていないから完全な持ち出しだ。
それゆえ東金市の事件現場にゆけなかった)
どちらも個人の日記ブログが大半の日本ではあり得ない話だな。
「山田さん家のポチが仔犬を4匹生みました」
「三丁目の角にラーメン屋がオープン」
といった狭い地域のニュースは大マスコミには見向きもされないから
小回りの効くブログに向いているのだろう。
デジカメとパソコンがあれば個人でもブログで
地域のニュースサイトを運営できる。
権力がマスメディアを抑えて情報統制や世論操作することは
どこの国でもよくあるが
ブログは(読む人がいるかは別にして)個人が社会に対して
発信できるすごいメディアだ。
20世紀には、せいぜい新聞に投書するくらいしか
個人が世の中に意見を表明できなかったことに比べると
ブログ革命と言ってもいいのではないか。
自分の意見を発信できるメディアを
誰でも無料で持てるなんて夢みたいだね。
日本の学校では原稿用紙の使い方を教えても
文章の書き方は教えないのでブログを書き続けられず、
講読していた個人ブログの更新が突然途絶し
作者の消息が不明になる残念なことも多い。
いったい彼女らは今どうしているのだろう?
このブログ記事をどれだけの人が読んでくれているのか定かでないが
アルファブロガー(有名なブロガー)ならぬオメガブロガー
(オメガ=Ωはギリシャ文字アルファベットの一番最後の字。
オメガブロガーはアルファブロガーの対義語としての筆者の造語。
最下層ブロガーの意)である筆者は、東金射殺事件が解決して
東金市立東金中学校に吹奏楽部の練習の音が響く日が来たのを嬉しく思っている。
3月24日の東金市立東金中学校吹奏楽部スプリングコンサートが楽しみだ。
これからはブログはジャーナリズムだ、ということを意識して
「浜川崎市ハードボイルド吹奏楽部定期演奏会ブログ」を目指すかな(笑)
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