その9 サンライズ瀬戸の悪夢
2006/2/15 サンライズ瀬戸の入線が近づきホームに入る。サンライズ瀬戸の出る9番線だけ機回しができる配線になっていると気づいた。サンライズ瀬戸は7両編成。いつも私はサンライズ出雲と併結した姿しか見ていないので非常に短く感じられる。車内に入る。ついに乗ったサンライズ瀬戸のサロハネ285型シングルデラックス。書き物が出来る立派な机とイスのある個室寝台車。入った感想は思っていたよりも部屋が狭かった。通りかかったカレチに寝台券を見せシャワーカードやシャンプー・石鹸などのセットを受け取る。これはいい記念になる。ホームで写真を撮った後いよいよ出発。2階から対向列車の屋根を見下ろしながら走ってゆく。
岡山で後からやってくるサンライズ出雲と併結する。サンライズ瀬戸は貫通路を開けホロを出して待ち、貫通路を開けホロを出したサンライズ出雲とサンライズ瀬戸のカレチの無線誘導で連結する。
岡山出発後さっそくシャワーを浴びる。今日は福山市内を歩き回り汗をかいたので気持ちいい。明日下車後は仕事に行くのでこれで寝る。
2006/2/16 サンライズ瀬戸のサロハネ285型シングルデラックスで目を覚ます。本来静岡に停車している時間なのに掛川駅で止まっている。遅れているのかな? と思いつつも早朝ゆえ車内放送もないのでまた寝た。
再び起きると横浜まで後20分という時間なのにまだ掛川駅で止まっている。これはまずい!と思った。少しして車内放送が入る。2本前を走る寝台急行銀河が車両故障を起こし静岡駅の隣の安倍川駅で立往生しているとのこと。新幹線への振替輸送を依頼しているがここ掛川からか静岡からかは未定という。
6:48に隣の線路にいた寝台特急「出雲」が出てゆき6:50にサンライズ瀬戸・出雲が出発する。未明に通過する寝台列車が立往生したため上り普通は1本も走っていなかったようで各駅では女子高生やサラリーマンたちがホームを埋めていた。静岡からこだま560号限定で振替輸送をするそうなのでこれから仕事に行かねばならない身の上としては泣く泣くサロハネ285型シングルデラックスを捨て静岡で下車する。ホームにいる女子高生が普通電車の来ないイライラでサンライズ瀬戸から降りてきた私に非難するかのような視線を浴びせた。新幹線改札で振り替え輸送票を受け取るがなんと自由席に乗れとのこと。JR東海のサロハネ285-3001 海カキに乗っていた客に対してひどい仕打ちではないか。私はA寝台に乗っていたのだからグリーン車に振り返るのが当然であろう。改札で指定券をもらえると思っていた私はひどくこの対応にがっかりした。新幹線のホームから私を降ろしたサンライズ瀬戸は東京に向けて走っていくのが見えた。おそらくJR東日本の過密ダイヤに割り込むタイミングを計るため三島か函南で長時間止められたことだから一体何時に東京駅に着いたのやら。ホームに上がるとひかりもいたのにこだま560号の自由席限定というのはせこすぎる。
東京よりの車両を狙ったせいかこだま560号には首尾よくすわれた。しかし三島からは通勤客が乗ってきて混雑してくる。このブログを書いていた借り物の携帯電話の電池は尽き会社に遅刻すると電話をかけに公衆電話にゆくとかつては2両に1台あったのに4両に1台に減らされていた。街の公衆電話も激減しており携帯電話を持たない人の通信チャンスの低下は問題だと思う。
東京駅に着くと精算所でサンライズ瀬戸の特急料金の払い戻しが行われている。まず、サンライズ瀬戸は運転取り止めではないので寝台料金の払い戻しはない。せっかくのシングルデラックス券が手元に残らないのは残念だがクレジットカードで買ったにもかかわらず即金にて特急料金3150円返してくれこの迅速な対応は高く評価している。
所定の東京着に比べ約1時間長く個室にいられたからよしとするか。
遅れで特急券払い戻しに遭遇するのは初めてだ。
2006/2/15 サンライズ瀬戸の入線が近づきホームに入る。サンライズ瀬戸の出る9番線だけ機回しができる配線になっていると気づいた。サンライズ瀬戸は7両編成。いつも私はサンライズ出雲と併結した姿しか見ていないので非常に短く感じられる。車内に入る。ついに乗ったサンライズ瀬戸のサロハネ285型シングルデラックス。書き物が出来る立派な机とイスのある個室寝台車。入った感想は思っていたよりも部屋が狭かった。通りかかったカレチに寝台券を見せシャワーカードやシャンプー・石鹸などのセットを受け取る。これはいい記念になる。ホームで写真を撮った後いよいよ出発。2階から対向列車の屋根を見下ろしながら走ってゆく。
岡山で後からやってくるサンライズ出雲と併結する。サンライズ瀬戸は貫通路を開けホロを出して待ち、貫通路を開けホロを出したサンライズ出雲とサンライズ瀬戸のカレチの無線誘導で連結する。
岡山出発後さっそくシャワーを浴びる。今日は福山市内を歩き回り汗をかいたので気持ちいい。明日下車後は仕事に行くのでこれで寝る。
2006/2/16 サンライズ瀬戸のサロハネ285型シングルデラックスで目を覚ます。本来静岡に停車している時間なのに掛川駅で止まっている。遅れているのかな? と思いつつも早朝ゆえ車内放送もないのでまた寝た。
再び起きると横浜まで後20分という時間なのにまだ掛川駅で止まっている。これはまずい!と思った。少しして車内放送が入る。2本前を走る寝台急行銀河が車両故障を起こし静岡駅の隣の安倍川駅で立往生しているとのこと。新幹線への振替輸送を依頼しているがここ掛川からか静岡からかは未定という。
6:48に隣の線路にいた寝台特急「出雲」が出てゆき6:50にサンライズ瀬戸・出雲が出発する。未明に通過する寝台列車が立往生したため上り普通は1本も走っていなかったようで各駅では女子高生やサラリーマンたちがホームを埋めていた。静岡からこだま560号限定で振替輸送をするそうなのでこれから仕事に行かねばならない身の上としては泣く泣くサロハネ285型シングルデラックスを捨て静岡で下車する。ホームにいる女子高生が普通電車の来ないイライラでサンライズ瀬戸から降りてきた私に非難するかのような視線を浴びせた。新幹線改札で振り替え輸送票を受け取るがなんと自由席に乗れとのこと。JR東海のサロハネ285-3001 海カキに乗っていた客に対してひどい仕打ちではないか。私はA寝台に乗っていたのだからグリーン車に振り返るのが当然であろう。改札で指定券をもらえると思っていた私はひどくこの対応にがっかりした。新幹線のホームから私を降ろしたサンライズ瀬戸は東京に向けて走っていくのが見えた。おそらくJR東日本の過密ダイヤに割り込むタイミングを計るため三島か函南で長時間止められたことだから一体何時に東京駅に着いたのやら。ホームに上がるとひかりもいたのにこだま560号の自由席限定というのはせこすぎる。
東京よりの車両を狙ったせいかこだま560号には首尾よくすわれた。しかし三島からは通勤客が乗ってきて混雑してくる。このブログを書いていた借り物の携帯電話の電池は尽き会社に遅刻すると電話をかけに公衆電話にゆくとかつては2両に1台あったのに4両に1台に減らされていた。街の公衆電話も激減しており携帯電話を持たない人の通信チャンスの低下は問題だと思う。
東京駅に着くと精算所でサンライズ瀬戸の特急料金の払い戻しが行われている。まず、サンライズ瀬戸は運転取り止めではないので寝台料金の払い戻しはない。せっかくのシングルデラックス券が手元に残らないのは残念だがクレジットカードで買ったにもかかわらず即金にて特急料金3150円返してくれこの迅速な対応は高く評価している。
所定の東京着に比べ約1時間長く個室にいられたからよしとするか。
遅れで特急券払い戻しに遭遇するのは初めてだ。
わが国から寝台列車が消える日も近いなぁ。