風立ちぬを見て
美しさと切なさと技術屋の一途さを理解する女性のいじらしさ、、、
1920年から戦争に向かっていく重苦しい日本の中で、こういうことも
あったのだろうなと思わせる写実的な絵、ところどころ、一瞬だけ描画される
いろいろな芸術、魔の山の寓意、冬の旅、ドイツリートなど、
舞台設定が、帝大生、上流階級の令嬢という細雪に出てくるような背景で
十分ファンタジックを味わい、美しさ、はかなさ、などなど、大変感動したので
ほかの人は、、と思ってレビューを見て絶句。なんで低評価があるの?
・子供がわからない、、、
(そりゃ無理、堀辰雄 風立ちぬに対するオマージュを理解できるはずがないし
最低堀辰夫を読める程度の読解力は必要でしょ。子供向けでないと
いろいろ書いてあるんだから、子供を連れてくるな!と思うよ。
・何を言いたいのかわからない?
(説明はほぼ省略されているので、時代背景とかあの当時の飛行機について
知ってないと??はでますが、ある種の常識かも、、でも沈頭鋲はしらないよね。
マニアックな部分はあります。でもね、これ全体がある種の「詩」です。
堀辰夫に文章は全体で「詩」の散文化だと思うが、、、そこよめないか?
堀辰夫を読むよりわかりやすいが、、、
・がしかし、それより驚くのは、高い評価をしている人を関係者のステマだとか
騙されるなとか、悪口雑言の嵐、、、
(書いている人の人格を疑います。)
ま、しかし、素晴らしい映画であると認める人も多数なので、そっちに一票です。