南房総館山・なぎさの自然詩

ホシマンジュウガニとテングニシ



昨日の強風から一変して穏やかな海岸では、様々な漂着物がありました。
シーグラスやウニ殻、タカラガイなどと一緒にテングニシも打ち上がっていました。テングニシは写真右側の白い大きな巻貝なのですが、初めて見る貝殻だったので自宅に帰ってから図鑑で調べて知りました。



そしてこちらも初めて見るカニで、ネットで見たことのある、あのスベスベマンジュウガニだと思いましたが、図鑑で調べたところホシマンジュウガニだと分かりました。



見たことの無いこの赤い石は幅約7cm高さ約6cm、手に取ってみるとずっしり重く感じました。
んとなく耳骨に似ている形だったので、普段は石を拾うとこは無いのですが持ち帰ることにしました。
図鑑で調べて見ましたが、結晶が安山岩に似て、質感はチャートっぽくもあり、何という石か特定するのは素人には難しいです。



更にクモガニの仲間やカメノテも漂着し、ほぼ一日中吹いていた昨日の強風は海中にまで影響していた様子です。
昨日の風は南西風で最大瞬間風速22m、最大風速14.7m。
南房総の春は強い南西風が吹くことが普通なのですが、今年はそれに加えて北風の強い日も多くて例年とは違う感じです。
こんな風に異常気象が年々増えて行くとしたら、海で暮らす生き物たちが少しずつ消えていくのではないか心配です。
この冬ユリカモメなどのカモメ類が少ないのも、異常気象の影響かもしれないと思っています。




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