南房総館山・なぎさの自然詩

イルカの耳骨とタテジマイソギンチャク


干潮時の海岸でイルカの耳骨を見つけました。ビーチコーミングしていても、なかなか出会うことの出来ない貴重な物なので、あまりの嬉しさにラッキーと独り言を呟いていました。周りには誰もいなくて良かったです。
ジッパー付の袋に入れたのですが、無くなってしまわないか心配で何度も何度も確認していました。


普段は海水の中で見ることの出来ない生き物達も姿を見せていました。その中の一つがタテジマイソギンチャクです。
タテジマイソギンチャクには個体差があるそうで、色んな縦縞模様が見られました。


赤い縦縞。


黄色い縦縞。


黄緑色の縦縞。


緑色の縦縞。
このタテジマイソギンチャクはヤッコカンザシの青白い石灰質の棲管の隙間に住み着いていました。



少し引いた様子ですが、こんな風にヤッコカンザシの集団です。いったいどれ位棲んでいるのかと思うほど凄い数です。
ヤッコカンザシはゴカイの仲間だそうで、海水中では棲管から体を出し触手を広げるその姿がカンザシに似ている事からそう呼ばれるようになったそうです。


今日の漂着物はヤシの実。



更にタカラガイとおはじきを拾いました。



そして砂丘にはチガヤの群落。
チガヤの綿毛がふわふわで、そのまま空の雲に繋がっているような錯覚を起こしました。










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