南房総館山・なぎさの自然詩

ハツユキダカラ


今日は仕事の帰りに少しだけ海岸へ立ち寄りました。大潮の干潮をかなり過ぎていましたが、ここは館山湾内でもかなりの遠浅な海岸なので干潟のようになっていました。



干上がった海底には海水が作り出した模様が見られました。これはリップルまたリップルマークと呼ばれるそうです。この模様が見られる場所にはブンブクというウニの仲間が少ないということが分かるそうです。



そして海岸を歩き貝殻を探していると、ピカピカのタカラガイを見つけました。
ほぼ同じ場所で2つ転がっていました。
このタカラガイはハツユキダカラだと思うのですが、今まで見た中で一番暗い色をしています。


腹面を見てみると灰色で前後先端がオレンジ色をしています。
腹面の形は今まで見たハツユキダカラと同じようですが、灰色とオレンジ色のは初めて見ました。
不思議なハツユキダカラだなと思ってネットで調べてみました。「ハツユキダカラ 暗色」で検索してみたらニシバタダカラというタカラガイが出てきて、画像を見比べてみたら似ている感じがします。
タカラガイの種類を見分けるのはとても難しいですね。



この海岸はサギガイがたくさん打ち上がります。黒い砂浜では薄くて白い貝殻がとてもよく目立ちます。


そして砂浜には白い羽根。
海岸で白鷺を5羽見かけたので、その羽根かもしれません。
潮の引いた海に佇む姿を見ると、凜として優雅な雰囲気ですが、かなりの臆病者なのですぐ飛び去ってしまい、なかなか近寄れないのです。
望遠鏡越しにしばらく眺めてから海岸をあとにしました。



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