南房総館山・なぎさの自然詩

サワラビガイ


サワラビガイは手前一番右の褐色の巻き貝で1.5cmほどの小さな貝です。私はこの貝を見るとアンモナイトを思い出しますが、早蕨貝の字のごとく蕨の芽が出たところの方が似ていますよね。
今日拾ったこの貝には殻皮はありませんでしたが、以前拾ったものには薄い膜のような殻皮が貝全体を覆っていました。
ネットで画像検索してみたら生きているサワラビガイはその殻皮のお陰で目立たず地味な色合いをしていました。驚いたことにピンク色の卵を産むそうで、その画像がたくさん出てきました。
普段貝殻を調べるために使っている貝類図鑑には生態についての詳しい説明は無く、貝の姿形についての説明が主になっています。言ってしまえば貝殻というのは死んでしまった貝なので貝殻図鑑は死んだ後の情報なわけで、生きている貝のことはもっぱらネットで調べることになります。なので貝の形状と生態の両方掲載されている図鑑があったら理想的なのになと思っています。


今日の館山湾は空気が澄み渡り富士山が綺麗でした。午後になると大体霞んで見えなくなってしまうのですが、こんなにくっきり見えるのはとても珍しいことです。


そして対岸の三浦半島は蜃気楼で浮かんでいるように見えました。


虹色の光を放射状に放っている太陽がとても印象的です。
カメラのレンズのせいかと思ったのですが、もしかしたら自然現象なのかもしれないとも思ったりして、何かが起こりそうな予感がしました。


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