南房総館山・なぎさの自然詩

ブンブクと布袋石



大荒れだった昨夜から一晩明けた館山湾はとても穏やかでした。
川から流れて来たと思われる枝や葉がたくさん流れ着き、その中にブンブクが多数漂着していました。
ブンブクはウニの仲間なので全身棘で覆われています。
しかし漂着していたブンブクは棘が無くなり、薄い殻がむき出しの状態でした。



昨日の嵐が空気を綺麗に洗い流したようで、富士山が見えました。



対岸には三浦半島がくっきりと見え、空は青い空と白い雲が交互に重なり、変わった色の空模様です。



そして湾内に停泊中の海王丸。
近くを航行する漁船と比べるとその大きさは歴然です。



空にはミサゴが現れて、すっかり季節が変わったことを実感しました。



木々もスズメも冬支度。
逆光撮影の写真は、まるで切り絵のようになりました。



今日はイルカの耳骨も打ち上げられていました。
表側は黒っぽい色をしてます。



ポツンと砂浜に落ちていて、裏側は茶色っぽい色をしていました。
こんな風にイルカの耳骨を拾うと、いつかはイルカと出会えるかもしれないと思うようになりました。
海岸は海の生き物と出会う場所なので、沖を泳ぐイルカやクジラを見てみたいです。




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