南房総館山・なぎさの自然詩

サルパと深海魚


海岸に漂着していたサルパと思われる生き物。去年の冬にも同じものを見ているので今回で二度目です。
透明な体で大きさは約2cm、クラゲに似ている感じがしますが触手はありません。
ネットで調べたところ、サルパは世界中の海で浮遊生活をして植物プランクトンを濾過して食べる尾索動物で、ホヤの仲間に近いそうです。
そしてサルパは有性生殖と無性生殖を繰り返すそうで成長速度がとても早いのが特徴的なのだそうです。
海岸を歩いていてもなかなか出会うことが少なくとても珍しい生き物です。


体の横に発光器のような小さな丸い点が並んでいる約5cmくらいの魚。深海魚のような感じがします。
深海魚の漂着はサルパと比べると、その頻度は高くてハダカイワシの仲間をよく見かけます。魚の体長はだいたい5cm前後のものが多い気がします。
この深海魚もハダカイワシの仲間なのかもしれません。ハダカイワシの仲間は昼間は深海で過ごし夜になると浅瀬に移動するそうで、夜に移動するとき何かの原因で砂浜に打ち上がってしまうのかもしれません。



今日拾ったのは左からサンゴ、アコヤガイ、タコノマクラです。


今朝の館山湾の様子です。



時々青空が見られ、北寄りの風が吹いていました。




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