南房総館山・なぎさの自然詩

アサガオガイ

今日は雨が降ったり止んだり、時々晴れ間があったりと忙しい天気でした。
天気が落ち着いた頃、午後遅くに海岸を歩いていると砂浜には点々とカツオノエボシが打ち上がっていました。ルリガイがあるかもと思い、カツオノエボシのある波打ち際を探します。というのもカツオノエボシもルリガイも熱帯から温帯の暖かい海に世界中で見られる浮遊生活する生き物なのだそうですが、館山湾へは黒潮に乗ってやって来るようなのです。ルリガイはカツオノエボシなどを餌とするので同じ場所いるためか、打ち上がるタイミングも同じようです。



そして浮き袋の付いたアサガオガイがありました。アサガオガイもルリガイと同じく浮遊生活者で泡のように見える浮き袋を使って海面を浮かび漂いながら生きています。そしてカツオノエボシなどのクラゲを捕食しているそうです。
ルリガイとアサガオガイは同じ紫色をしていますが、貝殻の上面が平らなのがアサガオガイで、上面の巻きが円錐形をしているのがルリガイと自分なりにそれを見分けるポイントとしています。
貝殻についた砂を払っていたら、紫色の液体が出てきたのでビックリしましたがアサガオガイの方がもっと驚いていたのかもしれません。まだ生きている貝を拾うのは抵抗があるので海に戻しました。


カツオノエボシです。
小ぶりなのを4個見かけました。


ハボウキガイ科の貝殻を拾いました。
この薄くて透明な感じが好きなんです。
なかなか拾えないので、今日はついてるみたいで嬉しいです。



空と海を眺めて、とてもリラックスした気分になりました。
短い時間でもこうやって海岸を歩くと気分転換になるので、海は私にとって活力の源みたいです。





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