ダルシリュートは大変気に入ってますし、面白い楽器だと思っています。
全音階フレットは多くの曲がイージーに弾ける反面、ブルースなどには適応出来ないとゆう欠点でもあります。
自分にもブルース系のレパートリーが有るため、試しに半音階フレットの楽器を作ってみました。
こうなるとダルシリュートとは呼べず、3コースブズーキと呼ぶことにします。
ブズーキと言えばフラットバックのアイリッシュブズーキが良く知られていますが、元々はギリシャの楽器です。
最初にアイルランド音楽に導入されたのはもちろんボールバックのグリークブズーキでしたが、早い時期から今の様な形になった様です。
とはいえ、アイリッシュとグリークではチューニングの仕方が違うので、別の種類の楽器と言っても良いでしょう。
本家のグリークブズーキも現在では4コースが主流ですが、昔は3コースでした。
昔のギリシャの音楽に興味があるとゆうのも作った理由です。
ネックはメイプルでスケールは580㎜。
レッドシダー削り出しのアーチトップ、アフリンマホガニーの削り出しアーチバックはどちらかと言えばフラットマンドリン(大きさ的にはマンドラ)的です。
抱え易く弾きやすいのですが、最近ではボールバックのグリークブズーキが(勿論3コースの)が欲しいのが本音です。
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