極貧糖尿生活始まる

極度の貧乏と、戦いながら、糖尿に打ち勝つことを決めた中年男の徒然日記

タバコ屋バトル

2011-03-22 16:46:18 | 日記
最近、散歩をしていると、町の様子に目がいくことがある。

私の暮らすY市は、一見、大都会のようなイメージがあるが、
私の家の周りには、古い家が結構あり、下町的な空気が残っているのだ。

ついこの間も、家から5分ほど、いったところにあるタバコ屋の横を歩いていたら、なにやら大きな声が聞こえてきた。

私よりも、年配にみえる男が、大きな声で、わめきちらしている

”ふざけんじゃねえよ、ばあさんよ。俺はタバコを買いたいだけなんだよ、
こんなんじゃ、俺は、もう買えないじゃないか!”

私と同じく、貧困で、タバコも買えないのか、、、。 と思いきや、よくよく聞いてみると、話が違う。

”なんだっていうんだい。パスポだか、パスタだか、知らないけど、
これじゃ、みんな、困るだろう!ちきしょー!俺は、どっからみてもハタチ以上だ!このやろう!”

男は、どうやら、最近、導入された taspo(タスポ)のせいで、タバコが
買えないと文句をいってるらしい。いや、確かに、あんたは、どっからみても、ハタチ以上だよ。そういってやりたがったが、慰めの言葉にも
なりはしないだろう。

また、耳をすましてみると、、、。

今度は、タバコ屋のばあさんも黙っていなかった。

”お客さんねえ。黙って聞いてれば、まったく! そんな、新しいシステムに文句いわれたって私の知ったこっちゃないんだよ、あたシャ、タバコ売り続けて、この道25年だってんだ。”

タバコ屋のばあさんは、かなり強気で、男に言い放つと、そそくさと店の中に戻ろうとした、

ところが、、、
男もだまっては、いなかった!

なんと、ばあさんに向かって、”なんだとおー!あんたが、25年ならよう、この俺は、タバコ、買い続けて、45年だってんだああ!”
横で、聞いていて、思わず、笑ってしまった。
さすがのタバコ屋のばあさんも、これには、まいったらしく、今度は、何も
言わずに奥にひっこんでしまったのであった。




キリストの生まれ変わりなのに、なぜだろう。

2011-03-22 10:31:46 | 日記
実は、私、何を隠そう、子供のころから、ずっとあのキリスト様の,
生まれ変わりだと思って、生きてきた。

理由は、単純明快で、そう、クリスマスの12月25日に生まれたからである。

だけど、どうしたわけか、最近、日本の神様どころか、キリスト様にも
拒否されているようなのだ。
断っておくが、私は、キリスト教信者ではない。
だが、なぜに、ここまでもひどい仕打ちをうけなければいけないのか?自分でも、首をかしげたくなるような出来事が続々と起きるのである。

今日も、また私の暮らす倒れかけた貸家に、訪問者がやってきた。

ごめんくださーい
みたところ、私と同じくらいの中年男が、宗教の勧誘だろうか、
雨の降る中、訪ねてきたのだ。

”ドアをあけていただき、ありがとうございます。
何か、お困りのこととか、ありませんか?”
お決まりの文句で男は、勧誘を始める。

私は、間髪いれず、即座に答えた。
困ってること?いっぱいありますよ。”

そんな私に、男は、にこやかに、答える。
”それでしたら、この小冊子をお読みになれば、キリスト様のお言葉
書かれているので、きっとあなたは、救われますよ。”

”いやー。最近、仕事がなくてねえー。おまけに糖尿がひどくて、
目も、ほとんど見えないんですよ”

ところが、私が、目が見えないということを、いいかけたその、瞬間に
男に異変がおきたのだ!

なんと、男は、私の差し出した、小冊子を懐にさっと戻したかと思うと、
”それでは、ありがとうございましたー。失礼します!”と、まるで、忍者のごとく、去っていってしまったのだ。

どうやら、男は、勧誘というより、寄付金目当てで、この近辺を回っていたようだ。

それにしても、なんてことだろう。
キリストの生まれ変わりと信じて、生きてきた男に、キリストの信者であるあの男は、こんな仕打ちをするなんて!

さらに、5分後、いつもの裏のばあさんの声が高らかに聞こえてきた。
いつものダミ声で、” ごめんなさいねー家は仏教徒なのよ!
はい、はい、帰った、帰った!”でかい声が近所中に響き渡る。

さすがのキリスト様も、この仏教徒のばあさんには、降参したらしい。
















赤身なのに、アブラ身だった。

2011-03-22 01:24:39 | 糖尿メニュー
今日は、なんと給料日!

糖尿には、赤身の良質の肉を食べると、いいらしい。
でも、一般人が、想像するような、裕福な食事は、極貧で糖尿の私には
できない。
いつも、行くスーパーで、なんと100グラム 68円の赤身の肉をみつけた!

これは、感動ものである!
こんな贅沢は、何ヶ月ぶりだろうか!
涙がちょちょぎれそうになるのを必死に押さえ、スーパーを後にした。

たまねぎにもやし、キャベツ、材料は、ばっちりである。
ニヤニヤ、薄ら笑いを浮かべながら、肉のパッケージを開けた瞬間
悲劇はやってきた

なんと、赤身のお肉は 裏返すと完全なアブラ身なのであった!

一瞬、目の前が真っ暗になった!ガーン! という言葉が、ぴったりであった。

信じられない!スーパーのババアめ!
俺が、赤身のパックをとった瞬間、ニンマリ、奴が笑っていたのを
思い出した、
そうか、あのババアの不適は笑みは、
アブラ身を買う馬鹿な中年男が喜んでるよ 
 という意味だったんだな。

こうなったら、ヤケクソだ!
思いっきり食べて、食べて食べまくってやる!

なんて、いきりたったのが、まずかった。
くやしいけれど、うまかった。
うまかったのだ。

そして、私の血糖値は、またもや、急上昇。

恐ろしいことに、今日の数値は227であった。

くそーっつ!アブラミめえ!
おぼえてろ!

お前のせいで、俺は俺はあーっ!
なんて、怒っても、何も、変わらない。

今日も、私は、食後の散歩へと、向かうのであった!