もちつきうさぎ

ぺったんぺったん、もっちもち!
ハートのおもちつきでスマイル満開なエッセイブログ。

1923年9月1日のお昼ごはん

2007-09-02 | 私の家族
          
        <あの日、セミも鳴いていたのかな~?>


今日の朝方、夢をみた。

「上履きがな~い!」
「宿題入れた~?」
「えっ、今日から給食あるの!コップとハブラシー!!」

あわてている夢だ。
バタバタして、いい加減騒いで、目が覚めた。

あっ、9月1日・・・だけど土曜日だ。
あ~(次男の小学校)週休2日制でよかった~。

朝からホッと胸をなでおろす私。

“だからなんでも早め早めにね。”
どこかからお告げが聞こえてくるようだった。

          

私の祖父と祖母は1923年9月1日におきた関東大震災の経験者である。

祖父はとても几帳面な性格でなんでもきちんとしていないと
気がすまないタイプの人だった。

たとえばインゲンの煮物。
一回きちんと並べてから食べる。

茹でたとうもろこし。
一列ずつ、きちんと手でとってから食べる。

毎朝、5時には起床。そして体操、朝ごはん。
お昼は12時きっちりにお昼ごはん。

・・・・・という人だった。

         

そんな祖父母の1923年、9月1日。

祖母曰く、
たまたま・・・たまたま時計が早く回っていた。

しかも1時間。

祖母は、なんか早いなぁ~と思いながらお昼ごはんの準備を
女中さんに頼んだそうだ。

つまり11時にお昼ごはんだった。

たまたまその日は1時間早くお昼ごはんを食べたのだった。

だから12時少し前に地震が起きたときには
もうすっかり食べ終わっていて火の後始末も終わっていたそうだ。

私が子どものころ
祖父母は何度もこの日のお昼ごはんの話をもちだしては
「だからね、なんでも早め早めがいいんだよ。」と話していた。

         

わかってますよ。
早め早めですね。

もしかしたら夏休みで少々たるんでいる私に
祖父母が「喝!」を入れるため夢で知らせてくれたのかもしれない。

1923年9月1日。
大地震のあとでもお腹が減ることもなく火事になることもなく
冷静に難をのがれることができた祖父と祖母。

でもさ、1時間も時計が早まっていたってホントだったのかな?
・・・・誰も気がつかなかったのかな??

今でも少しばかり半信半疑な私である。




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2 Comments

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マグロ君へ (ニーナ)
2007-09-02 15:08:00
マグロ君、こんにちは。

東京に大地震がきたら
ほんとにどうなってしまうのでしょう・・・?

見知らぬ人どおし助けあったり出来るのでしょうか?

さあ、明日から私もいつもの生活に戻りま~す。
とはいっても長男の中学はまだ夏休みなんですが…。

とりあえず、
少し太ったのでまずは痩せたい!です。ははは。



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Unknown (マグロ君)
2007-09-02 12:02:21
地震・・・怖いですね~

東京だけないのは、不気味~!

いよいよ夏休みも終わり・・・又明日から

忙しくなりますね~


ぽちっと!
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