豪華家庭料理・・・という現象。

　　　　　　　　　　

週末のショッピング帰り、

車の中から私たち夫婦は
ハンバーグやステーキが美味しいという『高級お肉料理店』の看板を目にした。

「今度食べに行こうよ。」とオット。
「それじゃあ、○○くん（←長男）が帰省したときに行こう。」と私。

すると、
「いやぁ～帰省したときはやっぱり家庭料理でしょ。」
と、ひとり暮らし経験者であるオットが力強く言う。

「そうか～、そうだね。」

なるほど納得の私は、
「じゃあ帰省したときってどんなものが食べたいんだろう？」とオットにきいてみる。

「まず、肉だな。
　ハンバーグとか焼肉とか餃子もいいな。
　あと、鶏のから揚げ！これは○○くんの好物だからな。
　それから、ひとりじゃ味気ない鍋をみんなで一回やらなきゃいけないな。
　普通の鍋もいいけどやっぱりスキヤキだな。」

だんだん
自らの下宿時代を思いだしたのかボルテージが上がっていくオット。

「それと、忘れちゃいけないぞ！　
　家族みんなで囲む手巻き寿司だな。うん、これは絶対だ。」


・・・・って、それさ～、
自分が食べたいだけなんじゃないの～～！？

しかも『高級お肉料理店』にはこっそり行こう～とか言ってるし・・・・。


まだ巣立って数日だというのに、
そんな話で盛り上がる私たちも私たちだが、（笑）

長男が帰省したら
豪華家庭料理が毎晩並んでしまう・・・という現象になるんだろうな～きっと。

うん、
そうなるにちがいない



＜Ｅ５系でビューン～！！＞

　　　　　　　　　　　　　　　

ばぁばのオレンジピール♪

＜姉妹の合作デス…。（笑）＞

遡ること３月末のお話である。

何の用事かは忘れたが実家にちょいと寄った日、
いつになく大きく弾んだ声で母（ばぁば＝７８）が電話をしていた。

「みんな待ってるんだから早く送ってね！早くよ～。」

相手は３才年上のばぁばの姉である伯母（＝８１）。

どうやら伯母宅の庭で育てている甘夏を早く送れ～！との
催促の電話らしい。

そこはいくつになっても姉妹。
なるほど強気である。（笑）

母曰く、
どこの家の甘夏より伯母の家の甘夏が
オレンジピールやマーマレードをつくるのに適しているらしい。
しかし、
美味しさは時間が勝負だから・・・なんてことも言っている。

ふ～ん♪

仲良し姉妹のばぁばと伯母のこと。

そんなこと言いながら

ほんとはピールやマーマレードをつくるなら
絶対に伯母が育てた甘夏でつくりたいんじゃないかな～なんてほくそ笑む私。

「送る、送る、って言ってなかなか送ってこないんだから～。」

と、妹節炸裂でヤキモキする母（ばぁば）は
どこかしらうれしそうでイキイキしててほんのり甘酸っぱくみえた。

数日後、

出来上がったオレンジピールとマーマレードは
優しい季節のお味。

姉妹でつくった美味しいオレンジ色の瓶詰は
春風とともに我が家のみならず
親戚やご近所さんに配ったそうだ。

「今年も待ってたのよ～。」と喜ばれたとか。

それぞれのご近所さんもお友達も
みんなみんな自分たちの仲良しの輪の中に入れてしまうという
不思議な力の持ち主である母と伯母。

なんでなんだろうね？

オレンジピールをつまみながら

そろそろその姉妹ワールドの謎を知りたくなってきた私である。

こちらはマーマレード♪　

『朝のYＯＯ』 だヨー！！

＜最近密かな人気みたいなんだヨー！＞

たしかあれは１月の末ごろのこと。

ＮＨＫ「あさイチ」でインフルエンザに効く！と放送されるやいなや
Ｒ－１乳酸菌入りヨーグルトがスーパーから忽然と姿を消した・・・。

それまでその「Ｒ－１乳酸菌入りヨーグルト」というものを
食べたことがなかった私は
その入荷を心待ちにし毎日毎日スーパーの棚をのぞきに行ってみるのだが、

ず～～っと撃沈。（入荷予定未定とのことでした。）

そんなことをしている間に
インフルエンザの季節はヒタヒタと足音をたてて近づいてくる。

あ～あ、Ｒ－１よ。
我が衣手に　雪は降りつつ～だよ、まったく！

と、グチにもならないようなグチをつぶやきながら
あきらめてレジに並んだある日、
「ヨーグルト約１０個分１０００億個の乳酸菌で作った！」というこの飲み物を目にするのだった。

朝のＹＯＯ

最初はキャップにもついてるチー坊くんが「おや可愛い！」と
何の気なしに買ってみたのだが、
これがなんとも美味しい！

ヨーグルトドリンクとカルピスのミックスジュース的なお味で
ほんのりと酸っぱいところが私好み。

なによりその乳酸菌パワー強調コピーが心強く
「風邪なんてひく気がしない～！」と言いたくなっちゃう。（笑）

それ以来、我が家の定番ドリンクとなった。


そして、春。

買いはじめたころは
スーパーでもレジの近くの冷蔵コーナーにほんの８本くらいだった
『朝のＹＯＯ』だったのだが、
最近、売り場がどんどん大きくなってきていて、ときには売り切れていたりもする。

もしかしてこれは・・・、

密かなヒット商品になりつつある？？

ふふふ♪
品切れは困るけどなんだかちょっとウレシイなあ～。

ひとりほくそ笑みながら
今日もまた『朝のＹＯＯ』をゴクリと飲んでごきげん快調な私である。

春よ！君に届け！

　　　　　　　　　　　　　　

長男の入学式と引っ越しを終え帰京してから
かれこれ１週間。

セッセセッセと小包をつくり送っている私。

もうこれ以上はない！とばかりに
精一杯の準備をして送り出したつもりだったが、
あれも送らなきゃ！これも送らなきゃ！と次から次へと不足品が出る始末。

持ち込み割引１００円に加え
同一あて先（前回と同じあて先に送る場合）にするとさらに５０円の割引
というサービスに味をしめ

大きいものから小さなものまですべてゆうパック

もうね、
すっかりお友達ですよ～郵便局のオバチャンと！！（笑）

「あちらはまだ寒いんですかね～？」
「今日あたりはずいぶんあたたかいみたいですよ。」

長男とも
受験＆引っ越し荷物の持ち込みのときに顔見知りなので
な～んでもお見通しのオバチャンなのだ。

昨日送ったものは
必ずというほどではないけれどできれば保冷されていたほうがよいものばかり。
（折りたたみ式のシリコンざるも入ってますが～。）

少しばかり上のほうに余裕が出たので
ピカッ！と思いついた。

そうだ！春を送ろう～！！

で、送っちゃいました。


＜東京の桜～っ！＞

ちなみにこれは
決して公園に咲く桜の枝なぞを折ってきたのではなく、

近所のガーデンさん（造園業者さんです。）が、
毎年お花を生ける方たちのために切り売りしているものからのほんの少しデス。

順調にいけば、
今日の午後には届くはず。

うふふ♪

ひと足早い東京の春がもうすぐ君に届きますよ～！

新しい春が来た！

＜庭ではジューンベリーの花が咲き始めましたよ～♪＞

長い長いトンネルを抜けると
そこは清々しくも晴れ晴れとした春うららな景色が～♪

咲く花が、吹く風が、
みんなみんな喜んでくれてるようにみえる。

そんな気持ちで春を迎えた。


思えば２０１１年のお正月、
凧あげをする写真を撮りながら「アッパレな空」が見られますように、
と願ってやまなかった私。

あれから１年と少し。
長かったような短かったような・・・。

でも親にとっても子にとっても必要な時間だったような・・・。

今なら言える。
浪人時代があったからこその「アッパレな空」。


＜ＴＨＥ・入学式！ど、どこじゃ～～？？＞

親の私がいうのもなんだが、
品格と誇りにあふれた立派な入学式だった。

大学総長先生のお話がほんとうに素晴らしく
どのお言葉もビンビンと胸に響く。

先生は若者を前に正々堂々と潔くおっしゃった。

「これからこの国を　衰退させるも、繁栄に導くも、君たちです。」
だから一緒に学んでいこう！と。

なんて
清々しく素敵なのだろう。

「息子よ、がんばれ～！」

手のひらいっぱいの大きな拍手を精一杯のエールにして送る私だった。


＜チューリップももうすぐ咲きそうですね♪＞

「一つの鐘しか聴かない者は　一つの音色しか知らない」
という格言がドイツにある。

親元を離れ、異郷で勉学に励むことを勧めるという意味だそうだ。


リビングの窓から毎日空を仰ぐ春。

この空とあの空はつながっている。

うん、大丈夫。
きっと大丈夫だよ。


あの空の下、
今日もたくさんの音色と出会い切磋琢磨しているであろう君を思い、

ふふっと微笑み、

これからもこうしてブログを綴っていこうと思う母である。

おまけのジューンベリー