大学出て一般企業に就職したけど、植木好きが高じて植木屋さんになって50年近く。
職人肌で、真面目で、いつも笑顔。
お酒が好きで、会うと必ず注ぎ合って、「次回はゆっくり飲もう」ってニコニコしながらいつも言ってくれた。
相方のお母さんの弟にあたるその叔父は、植木の作業中にほんの1メートルほどの高さの脚立から転落し、
開頭手術のかいもなく逝ってしまったのだった。
受け身もしておらず、頭から落ちたので、多分落ちる前に脳内出血で意識がなかったのだろうとの事。
溜まった血で顔はパンパンに腫れていた。
別人のようだった。
一生懸命、足や、手をさすると、少し血圧が戻る。
でもじわじわと下がって、また戻るを繰り返して、はっと気づいた瞬間急激に下がって
意識の回復もないまま逝ってしまった。
仮通夜、納棺、お通夜、告別式、お骨あげ、と今週はそれで終わってしまった。
来週以降だったら見送りにもいけなかっただろう。
腫れていた顔もだんだん戻って、最後は本当に眠っているようだった。
来年には古稀を迎える年齢だ。まだ早いよなぁ。
冠婚葬祭って宗派によっても全く違うし、地域性も出る。
実家は祖父が神主だったので神道だから、仏式は知らない事が多い。
今回は高野山のお膝元で、その地区に根付いている信仰もあるから
本当に穏やかなお葬式だったが、唯一の血族を亡くした義母の気持ちはいかばかりだろうか。
今日は一日何もせず、ぼんやりとすごそう。
仕事も溜まっているけれど。
来週は東京タンバリン、そして終わったら秋津食堂が三現場あるのだ!
健康一番!
がんばりまっす♪