ラジオドラマを終え、お疲れビールを我慢して帰省の準備。
今回は大竹野さんちの車をお借り出来たので、まぁるを連れて帰る事にしました。
しろっきーが、100均で材料を買って来て、車用のゲージを作ってくれました。
今まで猫を長旅に連れて行った事がないのだけど、父の喜ぶ顔が見たかったのです。
老老介護でストレス増大なので、少しでも癒されて欲しいなぁと。
甥っ子には
「人間のエゴだよ、猫かわいそう」
と言われてしまいましたが。
ともあれ、色々準備して、21時に高速に乗りました。
普段は4時間半ほどで着きますが、多めに休憩を取りつつ。
まぁるは、外の景色が動くのが面白いのと、振動が怖いのとで落ち着かない。
抱っこしてると少しほっとするようで、ゲージに入れたり出したり。
騙し騙しの旅になりました。
結局、2時半頃到着。
遅くなるので寝ててねと言った父はやっぱり起きて待っていました。
着いた途端、いつも通りビール。
夜中だと言うのに、山賊焼きまで出て来た。
食べたけどさ。
あ、山賊焼きは、信州の郷土料理で、鶏ももを一枚のまま下味をつけて揚げたもの。
大好物ではあるけど、夜中三時に食べるものではないよね。
でも、帰省を連絡してから、一日置きに
「いつ来るだ?」
と電話が。
楽しみにしているのだなぁと思うとね。
まぁるは早速、家の中を探険。
普通、知らない家だと鳴き続けるか、隠れるかするんだけどなぁ。
いつもは、家の片付けやおさんどんで終わってしまい、しろっきーは観光らしきものをほとんどしていないという事が
やっと判明したので、今回は父と三人で観光もして来ました。
まずはうなぎで腹ごしらえ。
ここは昔から行っているお店で、外はカリカリ、中はふっくら。
二切れでも充分満足の鰻丼。
諏訪湖の脇を通り、春宮、秋宮、諏訪大社と回ってきました。
実は私もちゃんと行ったことがないのです。
父は歩くのがしんどいので、入口で待っていました。
岡本太郎が惚れ込んだ万治の大仏にも初対面。
ユーモラスなお顔でこちらの顔もほころびます。
信州は、いま花盛り。
芽吹き始めた山の木々の濃淡の緑の中に、薄紅色の山桜が美しい。
遠くにはまだ雪の残るアルプスが見えます。
桃も梨も林檎も満開。
夕方、馬刺しで乾杯し、早めの夕餉。
まぁるがいると父が嬉しそうです。
疲れたのか、早々に寝てしまったので、甥っ子二人と甥っ子の友達と待ち合わせして食事に出かけました。
ワインをしたたか飲んで一日目は終了。
いつも外に夕飯を食べに行くことはないので、中々新鮮でした。
また続く