大阪、暑いですね。
大阪の夏を過ごすのはこっち来てからと、初めて大阪の劇団に客演に来たときと
合わせて五回目。
もわっとした空気。
明け方から襲ってくるクマゼミの声。
一日中暑い感じ。
今年は夏休みが長い→単にバイト先のオーナーに口答えしてクビになったため(苦笑)
(真ん中の方はみすゞさんの娘さん)
万博設計の千田訓子一世一代一人芝居「鮟鱇婦人」に 押し掛けスタッフし
(K堀さんの嬉しそうな顔。貴重なショット!)
次の日、素敵な仲間達と海水浴へ!
水着着るなんて6年ぶりくらいかな。
山育ちだから、海に憧れは持っていても、幾分怖い。
あのベタベタする潮風にやられちゃう。
でもわくわくするのは変わりなく。
石川隆三さんというカメラマンの方のご家族とそのお仲間。
初めましての方もいたり、久しぶり!の方もいて。
隆三さんとは現場で一緒になり、その懐の深さに遠慮なく飛び込み、
奥様とお誕生日が同じという偶然もあり、仲良くさせて頂いております。
愚痴を聞いてもらった事もしばしば。
みんなでのんびりしましたよ。
海に入ったのはほんの15分でしたけどね。
隆三さんの写真展が来月あります。その詳細はまたお知らせしますね。
お盆は毎年帰省して、朝晩の空気の冷たさにほっとする。
夜中に出発して、疲れたら休んで、朝着いて。
いつもなら実家に直行して、掃除して、ご飯作ってとやる事満載なのだけど
寄り道してからの帰宅。
二つ前のインターで降りて、中山道の山の中を走る事30分、奈良井宿へ。
2kmほどの町をぶらぶら。
山からの風が気持ちいい。
手打ち蕎麦食べて、そのまま安曇野ちひろ美術館へ。
いわさきちひろさんの絵は本当に柔らかい。
その中に凛とした思いがあって、小さい頃から好きだった。
アルプスに囲まれた美術館は大きな公園にもなっていて
時間があれば一日中のんびり出来る。
ゆっくり回って身体が冷えたので葛温泉へ。
渓流を見下ろす露天風呂に入る。
ここは連れて行きたい温泉No.1なのです。
でも真夏に行く所ではないな。
しかし温泉は温泉。
すっきりした所で、せっかくだから今回は
夕食も外で食べようと地元の駅の駐車場へ行くと
「あれ、俊くんじゃない?」と相方の声。
そこには甥っ子の姿が。
私達が行こうと思っていたイタリアンで友達と集まるんだとか。
他の甥っ子のびっくりな近況もゲットし、しばしの再会。
連絡した訳でもないのに会えるとは。
彼が生まれたとき、姉と同じ病室に入院していたので、ほんとに生まれた時から一緒にいた。
彼に会いたくて、車に乗って迎えに行き、いろんな所に連れ回していたものだ。
車内でビートルズしか聞いてなかったものだから、2歳の頃はよく歌ってたな。
もちろん英語で。
12人いる甥姪の中で一番私に似てる甥なので、小さい頃は「私の子」と言ってたら
本人も納得してたほど。
顔が似てる訳ではないけど、やることなすこと何故か似てる。
割りといいかげんで大雑把、すぐバレる嘘をつく。
すぐバレるから周りは怒るよりも諦めて苦笑い。
だから小さい頃は姉に疎まれていた。
理由は私に似ているから。
でも私よりも実はまじめで堅実的。
「絶対来ないでよ!」
とのいいつけを守り(笑)信州名物山賊焼きを食べに。
お店で山賊焼き食べるのなんて本当に久しぶり。
周りはカリッと、中はジューシー。
にんにくと醤油の下味がぎゅっと詰まってて。
自分で作る時はこんなにカリッと出来ないんだよね。
夕飯も堪能し、ようやく実家へ。
いつも「帰るよ」と言うと、日程がわかるまで電話してきて
当日到着予定の二時間前から駅で待っているような父なので
今回は日程も言わずに来てみた。
父の喜ぶ顔が見たいんだ、いつも。
母は寝たきりになってしまったが、相変わらず口やかましい。
自分に都合良く話も変えるし、なんでも大げさに言う。
何十年も前の事をさっき起こった事のように話すものだから
母をよく知らない人達はそれを鵜呑みにしてしまう。
「父に殴られた」
いつも一言多く、父の琴線に触れるからだし、若い頃の父は血気盛んだった。
「ものが無くなった」
自分で勝手に人にあげたのに誰かのせいにする。
言い出したらキリガナイ。
言い換えれば説得力のある話し方なのか。
反面教師。
とはいえ、私も色濃くそのDNAを受け継いでいるのを会うたびに再認識して
だいぶブルーになる。
ほっとしたい為に実家に帰るのにほっと出来たためしがない。
気を落ち着かせる為に相方のお母さんに電話してみる。
あぁぁぁぁ、安らぐ。
ちょっと母に優しくしてあげようと思える。
ありがとう、お義母さん。
素敵な姑に恵まれて幸せだわ、ほんとに。
母に王子様と呼ばれている相方も、最近は両親の扱いに慣れたようだ。
柔らかく、温かく二人に付き合っている。
おかげで負担がだいぶ少なくなった。
実家に帰ってその姿を見ていると、この人でよかったなぁと思う。
結婚は本人同士の事だけではない事を改めて思い感謝する。
次の日は父とお昼ご飯を食べに「縁結」へ。
父のお気に入りの峠の上にある焼肉屋さんです。
父の好きなカルビ。
ラムの塩焼き(初めて頼んだけど美味しかった!)
信州地鶏、ジンギスカン。
その後、しだれ栗を見に行く途中、腹違いの弟に電話。
聞けば母親と子供と弟と弟の彼女と、しだれ栗の隣でBBQ中とか。
またも血が呼んだか。
彼の母親は小さい頃可愛がってくれたらしい。記憶にあるのは一枚の写真のみ。
母にとっては仇だから、母はその写真を嫌っていたけど。
今回はいなかったが、弟の元嫁は私の学生時代からの友人で
その二人の子供はつまり私の姪でもある。
腹違いの弟の弟は血の繋がりはないけど弟の弟だからやっぱり私の弟。
彼が中学生の時に一度しか会ってなかったので、その成長ぶりにびっくり!
体型もさることながら(185㎝!)こんなに社交的で好青年になってるとは!
焼き肉食べたばかりだけどBBQ。
なかなか体験できないよね。
その後お買い物して家で夕食。
もちろん馬刺。夏の定番のきゅうりとセロリの粕もみ。
夕顔の味噌煮。採れたてのレタスにトマト。
ご飯を食べに外猫がやって来た。
白とトラの子は5月に帰った時はまだ子猫だったのに、赤ちゃん生んでた。
その子達も可愛かったけど、この小ささでお母さんなんてたくましい。
隣のもさもさも子猫だったのに。
もさもさくんはもう少し大きくなったら狸かむじなに間違われてしまいそうや。
ビール飲んで早々に就寝。
クマゼミも鳴かないし、風は涼やかで、毛布掛けて寝る準備。
相方は、早朝まぁるに起こされずに済むのと涼しいので爆睡。
私はその隣で甥っ子が残して行った漫画に号泣。
いつものパターン。
夜空を見上げたら星、星、星。
天の川も見えたし流れ星もちらほら。
次の日、長い時間外出すると父が疲れる事が、前回の帰省の時にわかったので
一日別行動をした。
一路、善光寺へ。
高速が出来る前は峠の山道をひたすら行き、そのカーブの多さに
運転してても車酔いするぐらいだったけれど、今は小一時間ほど。
やっぱり蕎麦で腹ごしらえしてのんびり町を歩く。
中学生から足掛け10年住んでいた町。
道もお店も色々変わっている。
田舎なんてあまり変わらないものだと思っていたけれど
そんな事はないんだよね。
善光寺のご本尊は、昔、大阪の堀江に捨てられていたものを
信州に連れて帰ったそうだ。
堀江は相方の本籍でもありますの。
城山公園でお昼寝して、お散歩して、
いいむろさんの妹さんがやってらっしゃるゲストハウスをのぞいたり。
あっという間に時間は過ぎて、最終日。
締めくくりはやっぱり蕎麦なのでした。
帰りも早く出て、のんびりゆっくり。
大阪帰ってきたら幾分風が涼しくなっていました。
途中から記憶がありません。
遊び過ぎ。
バイト探します。
その前にねをぱぁく。
やる事放っておいたので、頑張ります。
久しぶりに日記書いたから長くなってしまいました。
残り少ない夏、皆様も満喫して下さいませね。