ロシア日記

~ペルミより愛を込めて~
日本語教師と雪のダローガと足跡

~サンクトペテルブルグ~
雪の上の足跡

オルガンコンサート

2014年11月02日 | 日記
 11月2日、ビクトルとオルガンコンサートへ行きました。
ペルミは大きなオルガンコンサート・ホールがあることも有名で、前から一度行きたいと思っていた場所なのでとても楽しみでした。
 ビクトルがタクシーで小屋まで迎えにきてくれ、私も雪の中、ヒールを履き、久しぶりにおしゃれをしてでかけました。

 タクシーの運転手は、イタリア人のイメージごとく陽気な雪の街のタクシー運転手で「娘が中国語を習いたいんだ」と話していました。

 オルガンコンサート堂はぎらぎら蛍光灯が光っていて雰囲気にかなり欠けました。
少し遅れて会場に入ったビクトルと私は一番後ろの席に座り、演奏を聞きました。
初めてパイプオルガンを聞くと言ったビクトルは、sounds weird といい、私は中高キリスト教の学校に通っていたので毎朝の礼拝を思い出し懐かしい気持ちになりました。

 けれど次々に心臓をえぐるようなanxiousな曲が続き、それはまるでハリウッド映画の何か危険が迫っているような人を不安にさせる曲調なのでした。
ビクトルも同じことを思っていたしらく、「変な選曲だよね。わざわざスペインからゲスト指揮者も呼んだのに。中の一曲だけ、明るい曲調のチャイコフスキーはよかったね」と言い合いました。