bowbowのゆううつ~Returns

双極性障害Ⅱ型(躁うつ病)サバイバー&共生模索中のbowbowの日常。

スマートフォン・ブームに思う・・・。

2011-08-26 17:05:43 | 日記

自分がスマートフォンを使い出したのは、たぶん5年位前だったと思う。NokiaのN71(Vodafone804NK)であった。

当時のスマートフォンは今のようにスペックは高くなかったが、PCとの連携とやはり販売アプリと、そして魅力であったのがフリーのアプリが多くあったことだ。

基軸ソフトはSymbian OSというソフトである程度、開発ソフトが公開されていたのだと思う。

ヨーロッパを中心としてNokiaのスマートフォンは決して小さい市場ではなく一時期にはシンビアンOSは結構メジャーであった。auがスマートフォンにスカイプをつけたと日本で大騒ぎしていたが、すでにヨーロッパではスカイプのアプリはどのスマートフォンにも付いていたと思う。

もちろん、一部のPC好きとPC連動の仕事用に活用されていたスマートフォンが一気に市民権を得たのはiPhoneであることはいうまでもない。

N71のあとNokiaはガラパゴスの日本市場から数年前撤退してしまう。

仕方がないのでネットで海外から日本仕様で発売予定であったというN78を買った。WLANまで付いているのだからほぼPCと同じだ。

たぶんスマートフォン戦国時代になって、むしろ戦いやすくなったNokiaは再び日本に上陸するだろう。

ソフトとブランド力でどこまでアップルがスマートフォンを牽引できるか、それに対してGoogleAndoroidがどこまで立ち向かえるか、たぶんこれからの5年で日本のスマートフォン市場は大きく変動するだろう。

ただ一番心配なのが日本の端末メーカーの開発力である。護送船団方式のガラパゴス市場の悪い面がDAP(ipod・MP3)のときに露わになった。結局日本のオーディオメーカーは開発力の面でも値段の面でもアップルと韓国に完敗した。日本のオーディオメーカーの沈滞の一番の原因はそこであったと思う。ソニーでさえ自社の音声圧縮形式に拘り、結果的に後追いになってしまった。

そうでなくても名門といわれたSanyo鳥取が京セラになってしまったように、どんどん携帯端末事業部が縮小してしまうのではないか?

オーディオと同じ轍を踏まないことを願う。