日本四人将棋連盟

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3人攻撃禁止ルール

2017年06月27日 | その他の情報

最終更新:2022/10/24


3人攻撃禁止ルールは、3名が1名に対して集中的に攻撃する手を禁止するルール。
全棋戦における運営規約 で定められている。


<ガイドライン>



<説明会動画>

パワポ資料


<全文>
・対局者4名(以下、時計回りにABCD)が全員生き残っている間、
 3名が1名に対して集中的に攻撃する手を禁じ手とする。
 1名が詰んだ手以降は、本ルールを適用しない。

・対局者CとDが、Bに対して攻撃状態にある間、
 Aは、Bに対して攻撃する手を指してはいけない。

・攻撃と攻撃状態の判定方法は「攻撃の定義」に詳細を記す。

・ただし、対局者を1手で撃破できる場合、撃破する手は制限しない。
 撃破の判定方法は「撃破の定義」に詳細を記す。

・また、対局者Aの手番で、Bに対して攻撃する以外の手がない場合、
 AがBに対して攻撃する手を制限しない。

・禁じ手が指された場合、終局までは対局者と観戦者が指摘可能とする。
 終局後は指摘不可能。
 禁じ手を正しく指摘した場合、直前の局面に戻して指し継ぎを行う。



<3人攻撃を禁止する目的>
四人将棋では「2対1」や「3対1」の構図がしばしば登場します。
これは、4人プレイならではの結託や裏切りであり、四人将棋の魅力の1つです。
1局勝負なら上記でも問題ないですが、3番勝負、5番勝負となると、前局で1位を獲った者が狙われるようになります。
すると、全対局者の成績が拮抗してしまい、正しい実力が成績に反映されません。
本ルールによって、「3対1」の構図がなくなりますと、
各対局者の棋力アップが可視化され、タイトル獲得者には一定の評価が集まるようになります。


当連盟では3人がかりの攻撃を禁止しています。
そこでどう指したら禁止になるのか、下記の局面を使って説明します。

<事例1>


下家が3九銀と打った局面ですが、この手が反則となります。
局面をよく見て下さい。上家が8八銀と対面の5六歩が直撃となっております。
そこで下家が3九銀と打てば3人がかりで攻撃をしていることになります。
なので、下家は2二銀打ち若しくは手待ちを行い様子を見るという手もあります。

<事例2>


対面が4七金と打って自家の退路を塞ぎ、
その流れで下家が3九歩と打つのは3つの駒が直撃していなくても3人攻撃となります。
また、上家からの6九銀打ちという一手詰めもありますので、事実上の3人攻撃となり、この歩打ちは反則手となります。

<事例3>


下家が4六歩と突いてきたところですが、これは3人攻撃にはなりません。
3つ目の駒に直撃していないからです。
1つの駒に2つの駒が利くのは1つにカウントされるので対象外となります。

<事例4>


1手詰めの局面ならば3人目が詰ましても3人攻撃対象外となります。

<要約>
・3つ目の駒に直撃をかけてはならない。
・相手の王将の退路となる升目に駒の利きを3人目が作ってはならない。
・1つの駒に2つの駒が利くのは1つにカウントされるので対象外となる。
・1手詰めの局面ならば3人目が詰ましても3人攻撃対象外となる。

動画での説明はこちら

<3人攻撃の対処>
・3人攻撃が発生した場合、その直前までの手を再現し指し継ぎを行う。