日本四人将棋連盟

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お知らせ 訃報

2021年01月07日 | 棋界情報
昨日1/6(水)、水嶋快斗四段が逝去されました。

水嶋快斗四段は、2016年4月に入会しました。
デビュー戦は、第1期竜神杯
初戦から天守閣玉戦法を採用し、次第に頭角を現していきます。
水嶋四段と言えば抜刀銀戦法
天守閣玉を改良したこの戦法は、現在も第一線で使われています。

2016年8月には、当時のプロ制度を通過し、プロになりました。
また、動画の編集や対局の解説を行い、連盟の広報を担ってきました。

2018年3月、第8期皇帝戦を制します。
2年以上タイトル独占していた中司七冠(当時)の一角を崩しました。
焦点に駒を放つ彼の手は、当時の常識を覆しました。
この“思いもよらぬ手”を武器として戦う棋士が増え、政略派という一大派閥が生まれました。

今日の、着実な孤軍派と政略派の絶妙なねじり合いは、彼が生み出したと言っても過言ではありません。
彼の偉大な貢献に、連盟として最大限の敬意を示します。
心よりご冥福をお祈り申し上げます。

日本四人将棋連盟