日本四人将棋連盟

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【ルール改定】持将棋ルールが変わります!

2021年06月07日 | 棋界情報
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本日開幕する達人戦から、持将棋ルールが変わります! 新ルールは以下の通り。

(5)持将棋
 ・手数が300手に到達すると、対局を決着する。詰んでいない者は以下の基準で順位を決める。
  ①駒の点数(飛5点、小駒1点)
  ②撃破人数
  ③撃破した相手の駒台の枚数
  ④手番(先手番より4手番の方が順位が高くなる)

 ・300手目が王手か王手への応手の場合、指し続ける。それ以外の手が指された時に決着する。
 ・持将棋の成立時、対局者が3人以上残っている場合は、撃破点を割り振らない。
  対局者が2人残っている場合は、1位が2位を撃破した扱いとする。

全棋戦における運用規約はこちら


①指し直しを撤廃され、点数で決着する

近年の平均手数の伸びに合わせて、持将棋の手数も、250手⇒300手に増やしました。
また、持将棋になる度に、追加で1局指す必要がなくなりました!

②審判が主観で形勢判断を行わない

今まで、審判が形勢判断を行い持将棋を判断していましたが、これからは審判の主観が入りません。
平等にジャッジが行われます。

③入玉宣言ルールを導入

250手目以降、入玉した者は、対局を終局させることができます。
終局した時点で持将棋となります。戦略の幅が広がります!
OGPイメージ

入玉宣言ルール - 日本四人将棋連盟

入玉宣言ルールは、250手目以降に入玉を宣言すると、持将棋扱いとなり、点数計算を行うルール。全棋戦における運営規約で定められている。<概要>...

入玉宣言ルール - 日本四人将棋連盟

 


入玉宣言ルール

2021年06月07日 | その他の情報
入玉宣言ルールは、250手目以降に入玉を宣言すると、持将棋扱いとなり、点数計算を行うルール。
全棋戦における運営規約 で定められている。


<概要>
対局中に以下の条件を満たした者は、自身の着手の代わりに入玉を宣言できる。
①250手目以降であること
②自身の手番であること
③自玉が敵陣3段目以内に入玉していること
④自玉に王手が掛かっていないこと
⑤自身に有効手があること(ステイルメイトでないこと)

入玉宣言を行った者が1位になるとは限らず、持将棋 として点数計算を行う。
尚、入玉宣言は強制ではない。300手に到達すれば自動で持将棋扱いとなる。


<宣言方法>
条件を満たした者は、SDINの引き分けボタンを押し、適当な手を着手する。
引き分けボタンを押した瞬間の局面が終局図になり、直後の手は無効になる。
誰かが宣言を行った場合は、自身も引き分けに応じ、適当な手を着手する。
全員が引き分けボタンを押すと、宣言が成立し、点数計算に移行する。

引き分けボタンは、右メニューにある。


宣言を行った者は、引分マークが付く。



<宣言が誤っている場合>
宣言が条件を満たしておらず、誤っている場合は、対局者からも観戦者からも指摘できる。
チャット等で指摘したり、対局者は 引き分けボタンを押さずに手を指し続けても良い

自身の宣言が誤っていた場合は、引き分けを取り下げて、そのまま対局を続ける。
ただし、全員が引き分けボタンを押して終局した後は、誰も指摘できない。
また、誤った宣言によるペナルティはない。


<コツ>
入玉宣言が成立すると、持将棋扱いになります。
3人残っていて持将棋になると、撃破点が割り振られません。
撃破点が欲しい場合は、入玉宣言を行わないのも手です!