どこ吹く風

旅のことを主に書く。

BernerOberland

2005年07月30日 13時30分06秒 | 旅-スイス
 初めてのヨーロッパ、スイスの旅は、ベルナーオーバーランド、エンガディンそしてチェルマットの三つの地域を巡った。Grindelwald とかSt.MoritzとせずにBernerOberlandベルナーオーバーランドやEngadinエンガディンとしたのは、その方が広い地域を現すようなのでそのように書いた。特にEngadinはSt.MoritzやDiavorezzaで見たポスターやパンフレットに必ずというほど入っているので何の意味か気になった。後日その地方を示す言葉のようだと分かった。ローマ字表記はたんにスペルを覚える方策としてです、気にしないで下さい。
各々の地で3泊ずつしたのでゆったりした日程だった。

 Interlaken Ost からLauterbrunnenに向かう途中でチラッと見え隠れする雪をかぶった山に、ワクワクする心を抑えきれずにワ~とかキャ~とか声を上げっ放しだった。
さらにMurrenにはケーブルカーで登り電車に乗る。澄み切った空に空気、息を呑むような光景、スイスだ~!
目の前のアイガー・メンヒ・ユングフラウ、この三山の名前は知っていた、言い古された表現だが写真の通り並んでいる。(笑)
新たに教わったブライトホルン、この山も美しい、白く輝いている。

 宿で落ち着きロープウェイでBrig展望台まで登る。あいにくガス気味だが見つけた小さな雪渓に感激する。歩いて久しぶりの感触を楽しむ。雪渓を歩くのは卒業以来だろうから40年ぶりだろう。それもスイスアルプスで歩いているのだ、はしゃぎたくなるのも無理は無い。
人間幾つになっても感動感激するものだ、感動を失なうのは人間をやめるときだろう。

 ホテルはインターネットで予約してあった。が、チョットしたトラブルと言おうか行き違いがあった。英語で文章を書くほどの語学力が無いので娘に代筆してもらい予約した。同行の先輩方の部屋はあの三山が見える部屋で、私たちは通りに面したつまらない部屋。散歩に出ると玄関先に「空き部屋あり」の表示がされている。そこで山が見える部屋が空いているなら移して欲しいと頼んだ。

すると返事は、”貴方達が山側の部屋を希望すると連絡してきた。"とインターネットの予約文を見せられた。山側とは名山が見えるという意味だったのに・・・
通された部屋からは通りの向こうに丘が見えた、確かに山側である。名山は谷を越えて見えたのである。勘違い・行き違いだ。結局笑って交換に応じてくれたので夕日に朝日に映える山をベランダから眺めることが出来た。