どこ吹く風

旅のことを主に書く。

ガイドブック スイス

2007年05月25日 16時47分45秒 | 懐かしい旅の記録
 先日図書館へ行ったついでに旅行関係の棚を覗いて見ました。予算が限られているので新刊は少なく”地球の歩き方”は10年も前の本が並んでいたので期待はしていなかった。ところがこのところの旅行ブームが影響しているのか「るるぶ」の昨年度版が並んでいる、珍しいことだ。

 あの本は写真中心で見る、泊まる、食べるをコンパクトに纏めているので深い知識は得られない。まあ通り一遍の有名どころに美味しい食べ物それに快適なホテルが載っていて夢を与える書きかたがしてあると考えて良い。それを承知でスイスを取り出して捲ってみた。地域別に魅惑を誘う言葉と写真が目に付く、やはり美しい国だ。捲っていきながら気付いたが、紹介されている地域・場所の8割がた行った事がある場所だ。

 スイスはドイツやフランスと違って都市部だけを廻る観光ツアーは殆んど無い。ドイツのロマンチック街道やパリ・モンサンミッシェルのようなルート設定が無く、必ずアルプスが入っている。スイス観光の目的はアルプスが主で、都市部も美しい街並みがあるが移動の途中でチョボチョボと寄るのが多い。
 アルプスもチェルマット、グリンデルワルド、サンモリッツの三ヶ所へ行けば大方有名な場所は見て廻ったことになる。またスイスではないがシャモニ・モンブランも交通の便やアルプスとの関連でスイスと一緒に紹介されるのも多い。

 るるぶを見ていると殆んどが見覚えのある場所であった。ページを捲りながら、私もたいしたものだと笑みが零れた。威張れるほど見て廻ったわけではないが、一般の人が行くスイスは大概見たことになる。
この次行く機会があったらもう一歩踏み込んだ計画を立てよう。

 るるぶを一般向けの本とちょっと小馬鹿にして見ていたが、食べるとホテルに関しては全く分からなかった。あんな物価の高いスイスで郷土料理をどのレストランで食べる、なんて記事は全く参考にならない。それにホテルもハイクラスらしく私たちには縁が程遠い感じがした。小ばかにしたツモリなのに大馬鹿扱いされそうだ。(笑)

 どのような本であれ見覚えのある風景を見るのは気持ちが良いもんだ。